ウィキペディアの書き方/中級編/管理作業入門
ここまでウィキペディアの記事の書き方や、編集方法などについて述べてきました。しかしこの章では、ウィキペディアの記事を執筆する、加筆する以外の方法で、ウィキペディアをより良いものへとしていく方法の一つ、管理作業について述べていきます。
管理作業をする前に
編集ここで言う管理作業とは、管理者権限を持たずとも行えるウィキペディアの整備のことです。具体的には荒らし対応、不適切な投稿の差し戻し、
管理作業はあくまでもサブ
編集管理作業はあくまでサブであり、メインは記事の執筆であることを心に留めておいて下さい。
方針をよく理解する
編集管理作業をするにあたって、Wikipedia:方針やガイドラインを理解し、遵守して下さい。
注意されたら
編集Wikipedia:個人攻撃をしないにもあるように、注意されても感情的にならず、冷静に対処して下さい。管理作業をする上で何らかの失敗をし、それを注意された場合は、間違いを認め、正直に謝罪しましょう。
注意されて個人攻撃をしてしまったりした場合は、すぐに謝りましょう。彼らも一人のウィキペディアンです。ウィキペディアの編集者が減ることは望んでいません。繰り返しになりますが、冷静に対処しましょう。
荒らし対応
編集荒らしとは何か
編集荒らしとは、Wikipedia:荒らし#荒らしの類型に挙げられる様な行動、そしてその行動を取ったユーザーに対して使われる言葉です。荒らしは、面白半分で内容を下らないジョークや、卑猥な言葉に書き換えたりし、その行動に特に意味はありません。
荒らしを発見するには
編集荒らしの発見に最も役立つのは特別:最近の更新です。最近の更新では直近に更新されたページと、編集者、日時と要約、そして追加されたバイト数が表示されます。荒らしとして怪しいのは以下の様な更新です。
- 追加されたバイト数が極端に少ない更新
- IPユーザー(IPユーザー全てを疑え、という訳ではありません)の更新
- 時事問題の記事の更新
荒らしを発見したら
編集発見段階
編集荒らしを発見したら荒らされた版を取り消し、もしくは差し戻して下さい(方法についてはHelp:以前の版にページを戻す方法を参照)。取り消し、差し戻しを行った場合は以下のいずれかを要約欄に記入しましょう。以下の言葉の前にその理由(荒らし、意味不明な記述、など)を書き込むとより他のウィキペディアンに認知されやすくなります。
- 差し戻し(取り消し)
- revert
- rv
差し戻しを行い、荒らしを取り除いたのち、荒らしたユーザーの更新履歴を確認し、他に行為がないか確認します。万一、同様の荒らし行為を発見したら、即座に対応して下さい。
警告段階
編集そしてユーザーの会話ページにTemplate:Testを残してください。これは荒らしユーザーに対する警告テンプレートで、最初はTemplate:Test0から始め、段階的にTemplate:Test4へと警告を強めていくものです。
既に会話ページに、このテンプレートが貼ってあった場合は、さらに一段階強めるテンプレートを貼ります。
管理者伝言板
編集以上の警告を行い、既にTemplate:Test4により警告している場合は、Wikipedia:管理者伝言板#投稿ブロックに報告して下さい。