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カール・マルクスの唯物史観

歴史観 > カール・マルクスの唯物史観

今日いわれている社会主義の創設者・カール・マルクスとフリードリヒ・エンゲルスが確立した史観。それが唯物史観、または史的唯物論といわれるものです。この項目ではほかの唯物論との区別のため、このような項目にしました。

社会編集

人間が集まった集合体。それが社会で、社会をつくるものは基本的には実質的・物質的な下部構造と、イデオロギー・精神的な上部構造に分かれ、上部構造と下部構造は互いに影響しあうが、根本的な構造は下部構造としています。

下部構造編集

下部構造は、「生産的諸関係」と呼ばれ、これは人間が、労働によって、資本を生み出し、それをまた労働力に繋げる過程のことをいいます。

これを、もっと崩して説明しましょう。

原始時代、人類は道具を使うことを覚え、飛躍的に文化、文明は高度なものとなりました。その過程において、ある集落aに住んでいる人類は、その集落にたくさん石があるので、石器作りには事欠かないが、粘土がないので土器がつくれず、煮炊きなど料理ができないとしましょう。隣の集落bには、粘土がたくさんとれて土器作りには事欠かないが、石がないので石器がつくれないとすると、当然、ある集落aの住民はこう考えるでしょう。「隣の集落bの土器をもらおう」と。ただし、集落bもただであげるわけにはいきません。そこで、彼らはきっとこう考えるでしょう。「集落aの石器と集落bの土器を交換しよう」と。 さらに、この交換取引は兼ねてもうひとつのことを意味します。それは、集落aが土器により食物摂取量が多くなり、その結果石器を作る労働力、けだし集落aの住民の栄養が向上し、集落bも同じである。ということです。

これが、この組織が、現在の社会では複雑化していて、社会の基本的構造がこれである、とカール・マルクスは説いています。

上部構造編集

階級闘争編集