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ウィキペディアハンドボールの記事があります。
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ルール 編集

基本的な流れ 編集

プレイヤーは7人ずつの 2チームに分かれ、一つのボールを主に手を使って移動させ、自分のチームのゴールを守りつつ、相手のチームのゴールへ運ぶ。試合時間中にゴールに入れた回数の多い方のチームが勝ちとなる。

手以外でも足以外であれば使っても良い。足がボールに触れた場合は反則となる。各チームの中から一人だけ、ゴールキーパーと呼ばれる人が選出される。ゴールキーパーだけは基本的に自らのチームのゴール前のゴールエリア内に限って足を含む全身を使うことが許され、ゴールにボールを入れられないようにする。ゴールキーパーはゴールエリアを出て、ボールを運ぶこともできるが、その場合は、他のプレイヤー同様に足などを使ってはならない。

試合時間 編集

  • 前後半30分の計60分。
    • 年齢により変更できる。
  • 時間内に決着がつかなければ次のように取り扱われる。
    1. 引き分け : 各国リーグではそのまま引き分けにする場合が多い。
    2. 延長戦 : トーナメント戦で次のラウンドに進むチームを決める場合に行われる事が多い。
    3. 7mスローコンテスト : 延長戦でも勝者が決しない場合に行われる。

出場人数 編集

  • 7人以下。そのうち1人はゴールキーパーである。
    • 選手交代は自由にできる。レフェリーに申告する必要はなく、インプレー中に何度でも交代することができる。

コート 編集

詳細はハンドボール#コートを参照

  • コートの大きさ : 縦40m×横20m
  • ゴールの中の大きさ : 高さ2m×幅3m、ゴールポストの幅 : 8cm
  • ゴールエリアライン : ゴール前方6m
  • フリースローライン : ゴール前方9m
  • ペナルティースローライン : ゴール前方7m
  • センターラインから4.5m先に15cmの線が両側に引かれ、自陣側のそことセンターラインの間で選手の交代をする。

用具 編集

 
ハンドボールのボール
  • ボールの大きさや重さはルールで決まっているため、高校生男子、一般男子は3号球、中学生、高校生女子、一般女子は2号球、小学生以下は1号球を使う。大きさ、重さは以下の通りである。
ボールの大きさ 外周[cm] 重さ[g]
3号球 58~60 425~475
2号球 54~56 325~375
1号球 49.5~50.5 255~280


ルールに関する用語 編集

詳細はハンドボール#ルールを参照

  • 警告(イエローカード):危険な反則や、スポーツマンシップに反する行為と審判が判断した場合に与えられる。
  • 退場:退場に相当するプレー、もしくは警告を2回受けると2分間の退場となる。退場となった選手は2分後に再出場できる。警告がチームで累積3枚を超えると、その選手が初めての警告に相当するプレーであっても退場となる。
  • 失格(レッドカード):3回目の退場で失格となる。失格処分を受けた選手は当該試合は再出場できなくなる。2分後に失格した選手とは別の選手を復帰させることができる。
  • フリースロー:プレーヤーによる反則行為があった場合に、ポイント(ポイントがフリースローラインの中であるときは、ポイントに一番近いフリースローライン上)から行われるスロー。相手プレーヤーはフリースローを行う選手から、3m以上離れなければならない。ゴールを直接狙うこともできるが、フリースローを行う選手はポイントに最低でも片足を着けなければならない。フリースローを行うとき味方プレーヤーは9mラインの中からでなければならない。
  • 7mスロー:明らかに得点可能な時に守備側の反則で得点機会を防がれた時、あるいは守備側がライン内防御を行った時に攻撃側に与えられる。ゴールから7mのところに書いてあるラインより後方1mまでの範囲で、ラインを踏まずに行われるスロー。7mスローを行う選手は、7mラインを踏まず、リリースするまで軸足の接地点をずらしたり、離してはならない。7mスローを行う線はゴールから7mのところに引いてあるので、7mラインともいう。守備側はフリースローラインから出て、7mスローを行う選手から3m以上離れなければならない。キーパーはシュートコースを減らすため前に出がちになるため、ループシュートも有効である。

ファウル及び不正行為 編集

技術 編集

詳細はハンドボール#技術を参照

ポジション 編集

大きく分けて次の4つのポジションがある。詳細はハンドボール#ポジションを参照

  • ゴールキーパー : ゴールを守る選手。ゴールエリア内に限るが、唯一足でボールを扱うことができる。
  • バックプレーヤー : ゴールを狙う選手。また、ゴールキーパーとともにゴールを守る。左右のバックは45度とも呼ばれる。
  • サイドプレーヤー(ウィングプレイヤー) : バックプレーヤーのサポート。
  • ポストプレーヤー(ピヴォットプレーヤー) : 攻撃のサポートをしたり、シュートを放ったりする。

戦術 編集

詳細はハンドボール/戦術を参照

用語 編集