バドミントン Badminton ネットをはったコートでおこなわれるテニスに似(に)たスポーツ。プレーヤーは、軽量(けいりょう)のラケットで16枚(まい)の羽根(はね)を台(だい)にとりつけたシャトル(シャトルコックともいう)を床(ゆか)におとさないように、ネットごしにうちあう。男子(だんし)、女子(じょし)それぞれにシングルスとダブルスが、そして男女(だんじょ)1人(にん)ずつの混合(こんごう)ダブルスがある。コートの大(おお)きさは、長(なが)さが13.40m、幅(はば)はダブルス用(よう)が6.10m、シングルス用(よう)が5.18mで、コートの中央(ちゅうおう)にはられたネットの高(たか)さは、中央部(ちゅうおうぶ)で1.524m、ネットポストの部分(ぶぶん)で1.55mである。

試合方法(しあいほうほう)

1試合(しあい)は2ゲーム先取(さきどり)の3ゲームからなり、ダブルスと男子(だんし)シングルスは、1ゲーム15点(てん)、女子(じょし)シングルスでは11点(てん)である。得点(とくてん)はサービス権(けん)をもつ側(がわ)だけにあたえられる。サービスはウエストよりも下(した)から、対角線上(たいかくせんじょう)のサービスコート内(ない)にうつ。ダブルスの場合(ばあい)は、2人(にん)までうつことができる(ただしゲームの最初(さいしょ)のイニングは1人()のみ)。ゲームの終盤(しゅうばん)で同点(どうてん)になったときには、「セティング」とよばれるタイブレークをおこなうことができる。13点(てん)オールか14点(てん)オール(女子(じょし)シングルスでは9点(てん)オールか10点(てん)オール)になった場合(ばあい)、先(さき)にその得点(とくてん)に達(たっ)していた側(がわ)(サイド)が、ゲームのポイントをセットしなおすセティングをするかどうか選択(せんたく)する。セティングを選択(せんたく)した場合(ばあい)は、13点(てん)オールのときは5点(てん)、14点(てん)オールのときは3点(てん)(9点(てん)オールのときは3点(てん)、10点(てん)オールのときは2点(てん))でゲームがおわる。