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ウィキペディアバレーボールの記事があります。
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基本的な流れ 編集

6人制と9人制があり、6人制は1チーム6人、9人制は1チーム9人のプレイヤーに分かれて、ネットが張られたコートに1つのボールを相手のコートに叩き込むことで得点となる。

ルール 編集

試合開始前のコイントスでサーブをする方を決定しサーブをする。チームの中からサーバーが選出されサーバーのサーブで試合が開始され、もう一方のチームがレシーブ、トス、スパイクで攻撃したり、それらをサーバーをしたチームがブロックで防ぎながら打ち合う。ゲームごとに交替する。なお、サーバーは相手のコート内に落ちるように叩き込むように打つ。ボールを落とさないように相手のコートに打ち返しながらラリーを続ける。これをラリーポイント制という。また、ラリーの勝者はサーブ権も持っているため、前回サーブを打ったプレイヤーが同じくサーバーを務める。次のような時に失点(相手方の得点)となる。

  • 6人制ではサーブを1回でもミスしたとき。9人制では2回サーブをミスしたとき。この場合、相手にサーブ権も移行する。
  • ブロック、アタック、レシーブをミスしてボールがコート外(アウト)、もしくは自分のコート内に落としたとき。
  • ブロック、アタック、レシーブをミスしてボールが自分のコートのネットに当たったとき(ネットタッチ、又はタッチネット)
  • 9人制では相手のコートに3回以内に返球しなかったとき(ネットプレーの場合は4回以内)。6人制では反則となる。
  • 相手チームの空間内でブロックしたとき(オーバーネット)。6人制ではオーバーネットの他、サーブブロック、サーブスパイクは禁止されている。

得点は、1点ずつ加算され、6人制では1セット25ポイント先取(5セット目は15ポイント先取、小学生のみ1セット21ポイント先取)、9人制では1セット21ポイント先取で行われ、これを6人制では5セット(小学生では3セット)、9人制では3セット繰り返す。9人制でも大会によっては5セット行われる場合もある。6人制においても大会によっては3セットで行う場合もある。6人制の場合は24対24(5セット目は15対15)、9人制の場合は20対20がデュースとなり、2ポイント連取で1セットを獲ることになる。勝敗は6人制が5セットの場合は3セット先取、3セットの場合は2セット先取、9人制が3セットの場合は2セット先取、5セットの場合は3セット先取で決定する。

道具 編集

道具は6人制と9人制で大きく異なる。

6人制 編集

コート 編集

 
バレーボールコート

長辺18m、短辺9mの長方形のラインが引かれたコートを用いる。その中央にはコートを二分する形で幅1m、長さ約10mのネットが張られている。ネットの高さは男子が2.43m、女子が2.24mと定められている。ネットからそれぞれ3mにはアタックラインと呼ばれるラインがある。

コートの外には3m以上の空間(フリーゾーン)、天井までの高さは7m以上が必要とされる。国際バレーボール連盟および日本バレーボール協会主催の競技会では、フリーゾーンは最小限サイドラインから5m、エンドラインから8m、天井の高さは12.5m必要と定められている。

また最低気温(10℃以上)や照度(1000-1500lx)なども規定がある。

ボール 編集

ボールの色は均一で明るい色か、複数色の組み合わせとされるが、大会や試合では同一でなくてはいけない。円周は65-67cm、重量は260-280g、内圧は0.30-0.325kgf/cm2。現在、全国大会の取り扱いでは、0.31kgf/cm2に統一することとなっている。

9人制 編集

コート 編集

長方形のコートおよびフリーゾーンを含むエリアからなる。コートの広さは下記の通り。

種別 長 辺 短 辺 6人制
男子 一般 21m 10.5m 18m×9m
高校
中学 20m 10m
小学校 16m 8m
女子 一般
家庭婦人
18m 9m
高校
中学
小学校 16m 8m

フリーゾーンは、最低限サイドラインから8m以上、エンドラインから5m以上のスペースが必要。高さは競技場表面から12.5m以上。

ネットの高さ 編集

種別 高 さ 6人制
男子 大学・一般 2.38m 2.43m
高校 2.25m
中学 2.15m 2.30m
小学校 1.90m 2.00m
女子 大学・一般 2.15m 2.24m
家庭婦人 2.05m
高校 2.24m
中学 2.00m 2.15m
小学校 1.90m 2.00m

アンテナ 編集

サイドラインの直上のネットにサイドバンドが設置され、サイドバンドの外側から20cm離してアンテナが設置される。(6人制ではサイドバンドの外側に接してアンテナが設置される。

ライン 編集

センターライン
6人制で設置されているセンターラインは設置されない。相手チームの競技者に対するインターフェアがない限り、相手コートへ入ってもより。(6人制では足(踝以下の部位)がセンターラインを完全に越えるとペネトレーションフォールト(パッシング・ザ・センターライン)となる。
アタックライン
6人制で設置されているアタックラインは設置されない。中衛や後衛選手のアタックやブロック参加も可能である。

ボール 編集

ボールはママさんバレーでは白色とカラーボール(全国大会のみ白一色)、一般は6人制と同じカラーボールを用いる。

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