日本語の助詞にロジバンのどの cmavo が対応しうるか。各助詞の項目において最も汎用的と思われる cmavo を先に挙げ、より具体的なものは説明文の括弧内に挙げる。助詞の分類と説明文は Wikipedia 記事を基にしている。

格助詞

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が ra'a
行為の主体(gau, zu'e)。経験の主体(ri'i, ci'o)。要求や願望の対象(seci'o, tezu'e)。
を sera'a
行為の対象(segau, sezu'e)。過程の対象(sepu'e)。観察の対象(sega'a)。認識の対象(sedu'o)。移動の起点(teka'a)。移動の経路(veka'a)。
の sepe
物事の主体を表す。 pe の接続方向を se で反転させたもの。 do sepe lo nuncisma = lo nuncisma pe do (あなたの笑顔)
に/へ fa'a
物体の存在する場所(vi, bu'u, di'o)。移動の目標点/到達点(seka'a)。
と ju'e
動作や関係の及ぶ物事(JOI, A, JA, GIhA, GUhA, GA)。
から ra'i
物事の起源/原因(ri'a, ni'i, seja'e)。移動の起点(teka'a)/経由点(veka'a)。材料(sepu'e)/材質(ma'e)。
より semau
比較の対象。
で do'e
事象の場所(vi, di'o)/要因(bai, ri'a, mu'i, ki'u, ni'i, seja'e)。過程の手段(ta'i, sezu'e, sepi'o)。材料(sepu'e, ra'i)/材質(ma'e)。基準(ma'i)/尺度(ci'u)/認識体系(vedu'o)。

並立助詞

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と e
事柄の列挙。
や a
事例の列挙。
やら a ji'a
決定しがたい事柄の列挙。
か onai
選択肢の列挙。

終助詞

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か xu
質問/疑問(pau)。
か kau
間接疑問。
かしら uanai
模索。
かしら iacu'i
不審。
な e'onai
否定的な懇願。 ko na ... も。
な je'upei/iepei
肯定的な主張/念押し。
な u'e
詠嘆。
とも jo'a
相手に対する強い肯定。
ぞ aisai
判断の念押し。

間投助詞

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さ ju'i
相手の注意を引き留める。
よ doi
呼びかけ。
ね ge'e
語調や語勢を調える。

副助詞

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だけ po'o
事象の進行を含意しない、程度の限定。
ばかり po'o
事象の進行(ca'o)を含意する、程度の限定。
まで ji'e
限度の提示。
ほど du'i, tai
比較の対象。程度の提示。
など mu'a
例の提示。

接続助詞

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や cabo
動作および作用が行われると同時に、他の動作や作用が行われる。
が/ところが/けれども/しかし ku'i
相反的内容。
のに ja'enai
起こるべき結果が起こらない。
から/ので ja'e
因果関係。