このページでは、100点満点の入試の模擬テストの問題を示した。実際に時間内で特定の問題を解くことは入試を解く上においても重要であるので、しっかりと時間を守って、問題を解くことを勧める。

概要

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中学校で習う社会科の内容のすべてを対象として出題する。また、過去の入試問題を用いた出題や独自の予想問題を用いた出題をする。

時間は50分とする。

第一回テスト

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 次の①、②の問に答えなさい。(点数 合計20点 ① (2)(3)は4点ずつ それ以外は3点ずつ)

① 国会の仕組みについて、次の(1)~(3)に答えなさい。

(1)法律案の可決について述べた文章でA、Bの{ }の中から適切なものを、それぞれ一つずつ選んで記号で答えなさい。

「衆議院が可決し,参議院が衆議院と異なる議決をした法律案は,衆議院がA{ア出席議員 イ総議員}のB{ウ3分の2以上の多数 エ過半数}で再可決したときは,法律となる。」

(2)衆議院と参議院で議決が異なったとき,多くの場合で衆議院の優越が認められているのは, 衆議院の任期が参議院より短いことや、[ ]ことにより.衆議院のほうが国民の意思を反映する機会が多いからである。[ ]に適当な言葉を書き入れて文を完成させなさい。ただし、衆議院、参議院、解散の三つの言葉を含めること。

(3)国会は参議院と衆議院の2つの議院から構成されているが、なぜか答えなさい。

② 国民の生活と人権の尊重について、次の(1)~(3)に答えなさい。

(1)日本国憲法は、労働者に対して( )権、団体交渉権、団体行動権を保障しており、これら三つの権利は労働三権と呼ばれる。( )に当てはまる適当な言葉を答えなさい。

(2)我が国においては, 高齢化社会に対応して、(あ)を必要とする人々が支援を受けられるように1997年に(あ)保険法が公布され, 2000年から(あ)保険制度が始まった。この保険には、(い)歳以上の人々が加入することとなっている。(あ)と(い)にそれぞれ当てはまる言葉の組み合わせとして適当なものを、次のア~エから選び、その記号を答えなさい。

ア {あ 医療 い 20}

イ {あ 医療 い 40}

ウ {あ 介護 い 20}

エ {あ 介護 い 40}

 
資料

(3)右の資料は臓器を移植するために自分の臓器を提供することについて、意思を表示するときに使われる臓器提供意思表示カード(ドナーカード)の見本である。この資料から分かることとして適切なものを次のア~エから選び、その記号を答えなさい。

ア 脳死後の臓器提供は認められているが、心臓が停止した死後の提供は認められていない。

イ 臓器を提供する場合において、提供したくない臓器を本人が選択することができない。

ウ 臓器を提供したいという人だけではなく、したくない人もその意思を提供することができる。

エ 本人が自筆で署名することは求められておらず、家族や友人が本人に代わり署名できる。



答え 

1 ① (1) A ア B ウ (2) (例) 衆議院には、参議院には解散がある。 (3) (例) 国民の様々な意見や利益を政治に反映させることと、慎重な審議によって衆議院の行き過ぎを抑えるため。 ② (1) 団結 (2) エ (3) ウ

問題の出典と問題の傾向 

1 入試問題の大問を一部改題 ① (3)を別の入試問題に差し替えた。(範囲 国会や人権の分野)

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