中学校社会 地理/世界の様々な地域の調査

様々な地域の調査という単元です。ここでは、日本国から近い大韓民国を例として使います。

調査する地域の決定

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世界には、109あまりの国や地域があります。ここからいきなり選ぶのも難しいかもしれません。まずは、世界の大陸→その大陸の地域区分→その中で興味がある国や地域の順で選んでいくのもよいでしょう。では、この手順で調査する国や地域を決めてみましょう。

例:韓国

ユーラシア大陸→アジア州→日本に近い国 = 韓国

調査方法

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韓国と決まったら、それを調査する方法を決定します。方法としては主に次の2つがあります。それぞれ利点と欠点があります。

調査の方法   利点     欠点
インターネット 調べたいものをすぐに見つけられる 情報に信(ぴょう)性があまりない
図書館の資料 正確な情報が載っている 資料が見つからないときがある

調査、レポート作成

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インターネットで調べることにしました。Wikipediaを検索してみました。

「大韓民国(だいかんみんこく、朝鮮語: 대한민국、漢字: 大韓民國)、通称韓国(かんこく)は、朝鮮半島南部の東アジアの国である。[1]朝鮮民主主義人民共和国の全域の領有権も主張している。英名のKoreaは、Koryŏとも表記されるGoryeo (高麗) を由来とする。陸地では北に朝鮮民主主義人民共和国と軍事境界線を、海上では南と東に日本、西に中華人民共和国と各々国境を接する。5千万人の人口のうちおおよそ半数が、2千5百万人以上で世界第2位の人口を有するソウル首都圏に居住する。[2]」

検索の結果、上のような基礎情報が出てきました。これをレポートとしてまとめたいと思います。レポートは、発表のことも考えてまとめていきます。まず、まとめるときのポイントを書き出します。

大事なところ(要点)だけを書き出す、文字は発表時に見やすいよう大きく書く、特に大事だと思うところは色を変える、わかりやすいよう挿絵(さしえ)などもいれるなどしましょう。

では、要点を実際に書き出してみます。

大韓民国、通称韓国は、北に北朝鮮、西に中国、南と東の海上に日本と国境を接する。国民のうち約半数がソウルにいる。

レポート発表

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このほかのサイトも検索し、より多くの情報を整理して発表しましょう。レポートを丸読みするのではなく、あらかじめ考えたわかりやすい文章を発表しましょう。レポートは常体、 つまり 「~だ」、「~である」 としたり、箇条書きにしてもよいですが、発表時は敬体、いわゆる「~です」、「~ます」を使いましょう。大きな声でゆっくり、はっきり話しましょう。