基本的なあいさつ

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Hello. (ハロー)こんにちは。
Good morning.  (グッド モーニング)おはようございます。
Good morning, everyone.  (グッド モーニング エヴリワン)おはようございます、みなさん。
Good afternoon.  (グッド アフタヌーン)こんにちは。(午後に使うあいさつ)
Good evening.  (グッド イグニング) こんばんは。
Good morning, Mr. Yamada.(グッドモーニング ミスター・ヤマダ) 山田さん、おはようございます。(※ グッドモーニングやグッドアフタヌーンなどの場合、名前はあいさつの後につける。)

※ Mr. (ミスター)というのは、相手が男性の場合につける。つまり、この場合、ヤマダさんは男性。もし相手が女性の場合、独身女性(結婚してない女性のこと)なら Ms.(ミズ) をつけ、結婚している女性なら Mrs.(ミセス)をつける。(なお、既婚・未婚関係なくMs.を使う場合もある。例えば既婚か未婚か分からない場合など)

たとえば、もし、アナタが現時点で中学生なら、あなたの中学のクラスの女子生徒のほとんどは、現時点(中学生の時点)では結婚してないので、Ms ミズをつける。
また、あなたの中学の男子生徒は結婚してないだろうが、結婚してようがしてなかろうが、男なので、Mr. ミスター をつける。

たとえば、独身のキャシー先生(女性)に、朝のあいさつをするなら、

Good morning, Ms. Cathy.  (グッドモーニング ミズ キャシー)

となる。


Good bye.  (グッドバイ) さようなら
See you tomorrow.   (シーユー トゥモロー)また、あした。
See you next week.  (シー ユー ネクスト ウィーク) また、来週。

ちなみに、「good night」(グッドナイト)は「おやすみなさい」。

※ night の gh は発音しない。
I'm Taro Yamada.  (アイム タロー・ヤマダ)私は山田太郎(やまだ たろう)といいます。(自己紹介)

欧米では、氏名をいうとき、姓(せい)は後回しになる。「姓」(せい)とは、いわゆる苗字のこと。(性別の「性」とは違う字なので、混同しないように。)

男だろうが、女だろうが、氏名の語順は同じ。

例:たとえば氏名が阿部花子(あべ はなこ)で、花子さんが女性なら、

I'm Hanako Abe.  (アイム ハナコ アベ)

のようになる。

たとえば氏名が佐藤一郎(さとう いちろう)で、一郎さんが男なら、

I'm Ichiro Sato.  (アイム イチロウ サトウ)

のようになる。

このように、男だろうが、女だろうが、氏名の語順は同じ。

例文

Hello, I'm Taro Yamada.   こんにちは、私はタロウ・ヤマダといいます。


My name is Taro Yamada.  (マイネーム イズ タロー・ヤマダ)私は山田太郎(やまだ たろう)といいます。(自己紹介)

「I'm」のかわりに 「My name is」 で紹介してもいい。「My name is ~」の言い方だと、やや、かしこまった言い方になる。


「My name is ~」の言い方は、海外で英語圏の人に、自己紹介で くわしく紹介するときに、

My name is Hanako Abe. I'm from Japan. I like music.  (アイ ライク ミュージック)
(私の名前はハナコ・アベです。日本から来ました。趣味は音楽です。)

のように、使うこともある。


I'm Taro.  (アイム タロー) 私はタロウです。

のように、姓を省略することも多い。

しかし姓だけを紹介することは少ない。

I'm Yamada.

のようには言わない。

I'm Taro. T-A-R-O. (私はタローといいます。 T(ティー)、A(エイ)、R(アール)、O(オウ) 。)

外国の人は、日本人の名前をきいても、聞き取るのが苦手なので、上の例文のように、自己紹介のときに、どう字を書くか教えてあげると、相手にとって理解しやすくなります。

たとえば、例文では、名前がタローなので、それをT、A、R、O、の順でアルファベットを書いてタローだと教えているわけです。


Thank you  (サンキュー) ありがとうございます

Thank you に対する返事は

You are welcome.  (ユ ア ウェルカム) どういたしまして。

などを使う。

Nice to meet you.  (ナイストゥ ミーチュー)はじめまして。

会話

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会話例1

Taro(太郎): How are you?  (ハウアーユー) お元気ですか?
Bob(ボブ): I'm fine thank you. And you?  (アイム ファイン センキュー、 アンドユー) 元気です(=fine)、どうも(=thank you)、あなたは(=And you)
Taro: I'm fine, too.  (アイムファイン、トゥー) 私も元気です。(tooが「〜も」の意味)

会話例2

Are you from Australia?  (アーユー フロム オーストラリア)オーストラリア出身ですか?
ー No, I'm not. I'm from USA.  (ノー, アイム ノーット) いいえ。私はアメリカ合衆国の出身です。
※ not は、否定(ひてい)を表す言葉。「否定」とは、「〜ではない」などのこと。 am の後ろに not がくる。
また、このように、否定を表す文のことを 否定文(ひていぶん) という。

なお、もし、ボブがオーストラリア出身だったら、ボブは

Yes, I am. (イエス アイアム)

などと答えることになる。

「Yes, I am.」の文のように、否定ではなく、「〜について、そうである」「〜について、そのとおり」のような内容の文を、肯定文(こうてい ぶん)という。

この Yes や No のように、返事のさいしょで、肯定か否定かをハッキリさせる場合が、英語では多い。


参考: 英語をつかう国

America(アメリカ) と Australia (オーストラリア)の他にも、
Canada[1](カナダ) , New Zealand (ニュージーランド) など、いろいろとある。

ちなみに、アメリカの首都は ワシントン(Washington)。 オーストラリアの首都はキャンベラ(Canberra) カナダの首都はオタワ(Ottawa)

オーストラリアにはシドニー(Sydney)という大都市があり、そこから日本に来てる人も多い、

カナダの西にはバンクーバー(Vancouver)という大都市がある。


自己紹介の例

Hello. (ハロー) こんにちは
My name is Taro Yamada.  (マイ ネーム イズ タロウ・ヤマダ) 私の名前はヤマダ・タロウです。
Please call me Taro.  (プリーズ コール ミ タロー) タローと呼んでください。
Nice to meet you.  (ナイストゥ ミーチュー) はじめまして。


※ 「My name is 〜」の代わりに、「I'm 〜」(アイム )でもよい。検定教科書でも、そういう例文がある。 つまり、この山田太郎の場合、

I'm Taro Yamada.  (アイム タロー・ヤマダ)

と紹介してもいいわけ。

会話の例 ヤマダとトム(Tom)の初めての出会い

Yamada: Nice to meet you, Mr Tom.  (ナイストゥミーチュー、ミスタートム) はじめまして、トムさん。
Tom: Nice to meet you,too, Mr Yamada.  (ナイストゥミーチュー トゥー ミスターヤマダ) こちらこそ、はじめまして、ヤマダさん。

質問の例

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Where is the toilet?  (フェーアー イズ ザ トイレット?) トイレはどこですか?

「Where 〜 ?」で、「〜はどこですか?」という、場所をたずねる質問文になる。

Where do you live?  (フェーアー ドゥー ユー リーブ?) どこにお住まいですか?

動作をたずねる疑問文は 「do you 〜?」となり、

住まいをたずねる→ どこに(where)住んでるか(live)をたずねる、

という発想を英語ではするので、「Where do you live?」となる。

とてもよく使う表現なので、そのまま「Where do you live? 」で覚えたほうが早い。


会話1

Taro: What time is it now?  (ホワットタイム イズイット ナウ) いま、何時ですか?
Bob: It's nine o'clock.  (イッツ ナイン オクロック) 9時ですよ。

なお、「what」 とは、「何(なに)」「何の(なんの)」というような意味。

会話2

What is this? (ホワット イズ ディース?)これは何ですか?
ー It is an apple. (イット イズ アン アップル) それはリンゴです。

※ This is a pen .「ディスイズアペン」(これはペンです)のように、 「This」 は、ふつうは「ディス」と読むが、しかし「What is this?」では、疑問のときの語末の音調を上げるのに引きづられ、やや this の音を「ディース」のように、のばす。


なお、代名詞(だいめいし)について、

this(ジス、ディス) これ
it(イット) それ
that(ザット) あれ

である。

すぐに返事をできない場合などには、

Let me see ・・・(レット ミー シー ・・・)  ええと

といって時間をかせぐと、いいでしょう。


会話3

What is your name? (あなたの名前は何ですか?)
ー My name is Taro Yamada. (マイネームイズ タロー・ヤマダ)


自己紹介の例

I am a junior high school student. (アイアムア ジュニア ハイスクール スチューデント) 私は中学生です。

中学校のことを、英語でいうと junior high school (ジュニア ハイスクール)。 高校のことを、英語で high school(ハイスクール) と言う。

あやまる

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Excuse me. (エクス キューズミー) すみません

ぶつかったりしたときに、あやまる言葉が excuse me。

たずねごとをするときの「ちょっとスミマセン」も、excuse me を使える。

I'm sorry. ごめんなさい。

「I'm sorry. 」は、本格的な謝罪。


教師が生徒に言う言葉

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Repeat after me. (リピート アフタ ミー) 私のあとに続けて(発音しなさい)
Listen to the CD. (リッスン トゥ ザ シーディー)  CD を聞きなさい。
Be quiet. (ビー クワイエット)  静かにしなさい。
Look at the board. (ルック アット ザ ボード)黒板を見なさい。
Open your book page ten. (オープン ユア ブック ページ・テン) 本(教科書など)の10ページを開きなさい。
Close your book. (クローズ ユワ ブック) 本を閉じなさい。

※ 他人に何かしろと命令するとき、この 「Open your book page ten 」のように、動詞(この場合「open」)が先頭にくる。命令するときの用法なので、命令形(めいれいけい)という。

目上の人(先生や親など)が、目下の人に対して命令するときに、このような命令形を使う。

目下の人が、目上(先生や親や大人など)に頼みごとをする場合、 Please(プリーズ)を使う。

たとえば、

Please open the window. (プリーズ オープン ザ ウィンドー) 窓(まど)を空けてください。

のように、Please が動詞の前にくる。

Stand up. (スタンド アップ) 立ちなさい
Sit down. (シットダウン) すわりなさい。


※ Please は、けっして「~してください」と訳語で覚えるのではなくて、「ていねいな頼み事(たのみごと)」であるとして覚えてください。

日本語で「~してください」となる場合でも、たのみ事でない場合は必ずしも、please にはなりません。たとえば、道を迷っている人に教えるとき「この先の道を交差点で右に曲がってください」とかの言い回しは、和訳では「~してください」調であるが、しかしpleaseにはなりません。

その上で、Please をもちいた丁寧な頼みを和訳する際には、「~してください」と和訳すると自然な訳になりやすい、という風に順序だてて覚えてください。


しましょう

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Let's (レッツ) 〜しましょう
Let's play tennis. (レッツ プレイ テニス) いっしょにテニスをしましょう。
Let's go to school. (レッツ ゴー トゥー スクール) いっしょに学校に行きましょう。
語尾に together (トゲザー)(「いっしょに」の意味)を付ける場合もある。
Let's play tennis together. (ッツプレエィテニストゥゲズァ) いっしょにテニスをしましょう。
Let's go to school together. (レッツ ゴー トゥー スクール トゲザー) いっしょに学校に行きましょう。

ようこそ

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「ようこそ!」は英語で、「welcome !」(ウェルカム)です。

Welcome ! (ウェルカム) ようこそ

「わたしたちの学校へ、ようこそ」「わたしたちの教室へ、ようこそ」などは、

Welcome to our school ! (ウェルカム ツー アワー スクール)私たちの学校へ、ようこそ!
Welcome to our classroom ! (ウェルカム ツー アワー スクール)私たちの教室へ、ようこそ!

と、なります。

「our」(アワー) は、「わたしたちの」という意味です。

  1. ^ カナダは公用語として、英語とフランス語の2つを認めています。