公認会計士試験/平成30年第II回短答式/管理会計論/問題11

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問題

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 短期利益計画に関する次の記述のうち,正しいものの組合せとして最も適切な番号を一つ選びなさい。(5 点)

ア.多品種製品のCVP 分析における固定費は,個別固定費と各製品品種に共通に発生する共通固定費からなり,共通固定費の場合,どの品種にどれだけ必要とされるかを正しく計算することは不可能である。

イ.限界利益率,損益分岐点比率,安全余裕率,経営レバレッジ係数は,CVP 分析において用いられる指標である。

ウ.CVP 分析は,原価を変動費と固定費に分解する直接原価計算方式により行うが,原価を直接費と間接費に分類する全部原価計算方式によりCVP 分析を行う場合は,原価・営業量・利益の関係について正確な予測ができない。

エ.短期利益計画では,単年度の利益目標を設定するためにCVP 分析の手法を用いて各種の数値目標を策定する。一方,中長期経営計画では,期間が数年に及び不確実性が高いので数値目標を策定することはない。

1.アイ
2.アウ
3.アエ
4.イウ
5.イエ
6.ウエ

正解

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1

解説

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ウ.CVP 分析は,原価を変動費と固定費に分解する直接原価計算方式により行うが,原価を直接費と間接費製造原価,販売費,一般管理費といった職能別に分類する全部原価計算方式によりCVP 分析を行う場合は,原価・営業量・利益の関係について正確な予測ができない。

エ.短期利益計画では,単年度の利益目標を設定するためにCVP 分析の手法を用いて各種の数値目標を策定する。一方,中長期経営計画では,期間が数年に及び不確実性が高いので数値目標を策定することはない

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