本項は、千葉大学の入学試験対策に関する事項である。

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千葉大学は千葉県千葉市に拠点を置く総合大学である。東京高等工芸学校、千葉高等園芸学校を前身としているという背景から理系色の強い大学である。その他にも国立大学では唯一の法政経学部・園芸学部・看護学部を有するユニークな学部・学科を多数持ち合わせている大学である。 入試試験に関してであるが、上位受験生にとっては、どの科目も基礎を押さえておけば合格にたどりつける一般の国立大学の入試問題ではあるが、それ故高得点が要求されるのでケアレスミス等をいかに少なくして他の受験生と差をつけるかが重要となってくる。

共通テスト

学部で差はあるものの共通テストと2次試験の配点率は概ね1:1としているところが多いので、少なくとも前期で75~80%かそれ以上、後期においては80%以上取れれば合格への希望が大きく開けてるだろう。ただし、これは一般的な目安であり上記の共通テスト得点率よりも低い場合でも2次試験で挽回できるので頑張って欲しい。

前期日程

英語
合格への鍵を握る科目は英語である。近年は全3問からなり、第1問と第2問は読解、第3問は英作文という形式が定着している。千葉大の読解問題は非常にシンプルな出題内容(例えば、下線部が指している内容を日本語で具体的かつ簡潔に記述・説明する、など)であるが、『超』長文と呼ぶべき量が出題される場合もあるので、対策をしておかないと時間内に終わらない可能性が高い。また、センターや私大型の勉強もそれなりに補完関係にあるが、記述力をつけるために必ず過去問にも当たるべきである。

数学
微分積分は毎年必ず出るので落とさないようにしたい。また、整数問題も頻出である。学部学科によって範囲が異なり、解法パターンの決まった問題から難度の高い問題まで出題される。文系学部は平素の学習は黄色チャートで十分であるが、理系学部は難度の高い問題も出題されるため青チャートを使用するとよい。今までの記述模試の復習も有効である。数学が苦手な受験生は教科書レベルにさかのぼって学習することで部分点は取れるだろう。

国語
例年、現代文、古文、漢文の大問3問が出題されるパターンである。字数制限が付された上で記述解答させる問題の出題が形式化しているため、日頃から自分の考えを簡潔に表現できる力を身につけておくことが高得点への第一歩へとつながるであろう。また、漢文や古文を現代訳させる問題も頻出であるので日頃からコツコツ勉強し、古文単語や文法用法に関して知識を蓄えておくことが重要である。

理科
理学部数学・情報数理学科(理科なし)以外の理系受験生は「物理」「化学」「生物」「地学」のどれかを選択し、受験することになる。学部学科によって、受験する科目や科目数(たいていは1もしくは2科目)が違う。入試問題としては標準的な問題が多いため、基礎を固める学習が重要である。

後期日程

模試

大学別模擬試験としては、東進が千葉大本番レベル模試を実施している。全国の千葉大志望者における自己の位置を知るのにもよいので積極的に受験することをお勧めする。

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