古典ラテン語/副詞/副詞的対格

副詞的対格編集

副詞的対格 (adverbial accusative) は、名詞・形容詞の対格形を副詞的に用いる用法。

関連:Category:Latin adverbial accusatives
副詞的対格 意 味 備 考
aliquam 大いに 代名詞的形容詞 aliquī の女性・単数・対格
[1] cēterum その他については、
そのうえ、さらに
形容詞 cēterusの中性・単数・対格
circum まわりに 男性名詞 circus の単数・対格
[2] clam 隠れて、こっそり [対義語] cōram
前置詞としても用いる副詞
decimum 10回目に #序数詞の副詞的対格 を見よ
deinceps 続いて 形容詞 deinceps(次の)の中性・単数・対格
[1] dēmum ついに、最後に [語源] 失われた形容詞最上級 demus の
副詞的対格と考えられる
[1] facile 容易に 形容詞 facilis の中性・単数・対格
 (比較級 facilius, 最上級 facillimē


[1] plūrimum 最も多く、
最も大きく
形容詞 plūrimus, -a, -um の中性・単数・対格


序数詞の副詞的対格編集

序数詞 (ordinal numerals) の副詞的対格によって、「~回目に」という意味を表わす。

序数詞の
副詞的対格
意 味 備 考
decimum 10回目に 序数詞 decimus(10番目の)の中性・単数・対格


脚注編集

  1. ^ 1.0 1.1 1.2 1.3 #Barron's (2011)のp.36(形容詞の中性・単数・対格の副詞的用法)を参照。
  2. ^ #Barron's (2011)のp.37(名詞の対格の副詞的用法)を参照。

参考文献編集

Barron's (2011)編集

  • Barron's Latin Grammar (2011)
    p.36 ACC. SING. NEUTER OF THE ADJECTIVE AS ADVERBS
    p.37 "FROZEN" CASE FORMS OF NOUNS AS ADVERBS > ACCUSATIVES

関連項目編集

関連記事編集

  • 英語版ウィキペディア

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