ナ行変格活用は、変格活用のうちの一つで連体形に「る」、已然形に「れ」がつく。
語…死ぬ
動詞…死ぬ・往ぬ(去ぬ)(二語のみ)
ナ行変格活用は、未然形にア段、連用形にイ段、終止形と連体形、已然形にウ段、命令形にエ段が属する。また、ナ行変格活用については室町時代あたりから四段活用として、見られるようになる。
「往ぬ」についてはナ行変格活用だが、「寝ぬ」に関してはナ行下二段活用であるので注意が必要である。