古典文学/古典文法/動詞/ナ行変格活用

ナ行変格活用は、変格活用のうちの一つで連体形に「る」、已然形に「れ」がつく。

活用

編集

語…死ぬ

語形 未然形 連用形 終止形 連体形 已然形 命令形
ぬる ぬれ

ナ行変格活用の動詞一覧

編集

動詞…死ぬ・往ぬ(去ぬ)(二語のみ)

ナ行変格活用の特徴・注意

編集

特徴

編集

ナ行変格活用は、未然形にア段、連用形にイ段、終止形と連体形、已然形にウ段、命令形にエ段が属する。また、ナ行変格活用については室町時代あたりから四段活用として、見られるようになる。

注意

編集

「往ぬ」についてはナ行変格活用だが、「寝ぬ」に関してはナ行下二段活用であるので注意が必要である。