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高校入試で技術という科目が直接試験科目になることはないですが、都立高受検の場合、点数の3割が内申点から算出されます。内申点の算出方法ですが、国数英理社5教科の5段階評価の内申点の総和足す、技術含む副教科4教科の内申点を残念ながら2倍したものの総和、計65点満点を300点満点に換算するという方法で内申点は計算されます。

これをもとに計算してみると、副教科の内申点は1点は筆記試験科目の6.6点に匹敵します。受検は合格点から1点低かっただけで不合格になるような世界です。このような世界で6.6点というのはかなり大きい。なので、副教科だからといえど侮らずしっかりと技術の対策をして欲しい。

技術の内申は主に、筆記試験(テスト)、実技、授業態度から算出されます。筆記試験は基本的にプリントや教科書から出題されるので、そこに登場する用語を覚えればいいでしょう。実技についてですが、基本的に評価基準は先生によって異なるので、どのようなものをつくれば高評価を得られるかは先生本人に尋ねたほうがいいです。授業態度は授業中に騒いだり居眠りしたりという事がなければそれなりの評価にはなるでしょう。

高校、特に普通高校以降には技術という科目はなくなりますが、しかしそれは技術というのが普遍的な物事の方法や技を示す言葉だからでしょう。結局これはテクノロジーであり、エンジニアリングであり、技能であり技なのですから、高校以降でも、一般の教室でも、それ以外の職業の場や趣味の場でも、あらゆる場所で享受され、学ぶことができます。

…さて…、あとは前編集を継承して、いくつか、細々とした指摘をしておきます。

まず、中学生以外の方が中学技術科の教科書を手に入れたいと思ったばあいは、教科書取次店で注文の上購入することができます。このwikibooksでは、学校の検定教科書に関するページもありますし、そこでは教科書周辺に関する情報も豊富なので、参照してみてください。

第2に、前編集者の指摘として、特別な理由や必要があるとき以外は、高校生が中学校の教科書を手に入れて、技術科などの中学校の学習をやり直しすることは推奨出来ない、と、いうことです。むしろ高校生は今現在行っている高校の学習を最優先にする方が良い、ということですね。

中学校の学習のやり直しというのは、どちらかというと、学業時期をすでに終えた、大人達が考えることですね。

そして最後に、中学校技術科の市販の参考書は、ほとんど見当たらない、という事です。例外的に、将来的に出版される可能性はあるでしょうが、基本的には、それを探す試みは徒労に終わるようですね。…とはいえ、現編集者が最新の情報を調べてみると、ある程度それらしき市販の書籍は見つかります。技術・家庭でまとまったもの、技術・家庭・音楽・美術と実技4教科と名乗ったものなどがありましたよ。