学習方法/高校受験/高校受験全般

基本的に当Wikibooks の学習方法ページは、様々な執筆側の事情で、版による主張の差異も激しいし、場合によっては1ページ内で記述や主張に矛盾がある場合も多い。このサイトの学習方法ページの記述はまああてにならないものと見ていいだろう。

それでも読んでみたいという奇特な人だけ読んで見る事をお勧めする。やはり学習方法に拘り、力説することなど馬鹿げたことだろう。とにかく自分なりに本旨の学習を工夫して取り組んでみることが一番重要だと思われる。

高校入試の実際編集

高校受験に臨む時、まず実際の試験の出題がどうなっているか、市販の過去問集で把握しておくといいですね。

公立校なら、自分の受ける都道府県の過去問集、私立なら、各有名校の過去問をまとめて抜粋している書籍がありますのでそれを読めば良いでしょう。

3年生の初めの方では、まだ過去問を解く必要はなく、一覧してざっと読んで、高校入試の出題範囲を確認してみるのが推奨です。

文系科目でこの傾向は顕著なようですが、高校入試の試験問題は、中学範囲を超えた問題、おそらく高校で扱うような事柄にも少し触れる事があるようです。

国語で少し発展的な難しい語句が使われたり、社会の歴史で学校教科書で扱わないような古文書が取り上げられたり。

鳥取県の英語の試験問題では鳥取砂丘(とっとりさきゅう)に関する英単語が使われていました。

しかし多くの場合、難しい英単語には、試験問題上で注釈がついて、説明がある場合が多いですね。

住んでいる地域に特徴的な事項は、よく出題されるようです。

ただ、一般的に、大きな試験というのは出題範囲が、厳密に限定されるという事はあまり無いでしょう。常にある程度のあいまいな拡張があって、変わった逸脱したかの様な問題が出題される事もよくあります。

まず…編集

あくまでも一例ですが、すべての教科にわたっての総合的な学習方針として、以下のような指摘をしておきます。

  • まずドリルやワークブックで、中学範囲を一通り練習してみよう。
  • それが完遂したなら、次は適度に選んだ問題集で、中学範囲を一通り練習してみよう。
  • 家での自習は市販の参考書を読み学習するのが良い。おそらく前2項目よりこちらの方が優先で重要だと考える。と、いうのは学問、勉強の本質は、物事を理解することだから。教科書は、授業の前提の導入として作られているので、多少説明不足で、ただ図版が豊富な事も多いので、補助教材として使おう。過去問集は、重視して取り組むよりは、傾向の確認用に使うのが推奨。
  • 様々な用語は漢字で書けるようにするのが基本。使う漢字は教科書の記述が基準。難しすぎる漢字を使う用語は、教科書でも漢字ではなく仮名になっているし、その場合はもちろんその形態で覚えよう。また、理科や数学の計算の問題に関して、ノートと鉛筆を使って計算練習もしておく。
  • 普段の予習復習も出来ればしたほうが良い。
  • 普段の健康、体調、精神の安寧の維持のために工夫して生活すると良い。睡眠や食事は大事。健康を害したり、徹夜などの睡眠不足は、学習効率が低下するだろう[1]
夜型より朝型の勉強が良いという意見もある[2]。しかし一般的には若い人は朝眠い傾向があるから、この方法がすべての生徒に適しているかは分からない。
  • 難関校を目指す場合、いや実はそうでなくとも、受験勉強としては中学校の全範囲を網羅的に学習しておきたい。特定の範囲だけではなく、中学校の学習の理解は確立しておきたい。

高校受験の学習のスタートは、3年になってからでよいと思われる。そして部活はふつう1学期で終了するはずだから、そこからより濃密な受験生という事になる。

そして受験生になったら、一般的には趣味や娯楽は、時間削減や中止するものだけど、大学受験に比べたら高校受験はまだ、緩やかで厳しさも少ないから、それぞれの個人的な事情に合わせて、精神の安寧を保てるような生活習慣を作ると良いと思う。

そしてほぼ当たり前のことですが、学校にはきちんと出席するのが望ましい。ただそもそも、中学生が大した正当な理由もないのに気楽に学校を欠席すること自体が困難ですけどね。

学習の基本的姿勢編集

公立校入試では、難問、奇問はほとんどないでしょう。非常に標準的で一般的な出題がされるとみて良い。ですから、難関私立、普通の私立の入試問題と比べても平均点は高い。

常識的には、網羅的、総合的な学習、理解が望ましいし、その方が事実上、試験の成績も良くなるだろう。ですから苦手分野もそれなりに頑張る必要はあるだろう。

難関私立ではさらに踏み込んで、苦手科目を上手に克服すると、試験の成績も良くなるだろうという指摘がある。

どちらにしろ人間、得意なことはたくさんやりたいし、苦手なことはしたくない。苦手科目の克服と言っても、それに拘り過ぎると生活がストレスまみれになって破綻して、人生ごと終了する場合もある。

やはり何事もバランスが大事。実際に学習生活を続けていく中で、自分に適した学習方法、方針を見出していくのがいいだろう。

苦手教科の学習編集

指摘の例

  • 1年範囲だけで受験勉強終了は心許ない。
  • 教科書範囲を超える学習も有用。

苦手教科を学習しようとする時、結局その苦手教科の中でも、なじみやすい、得意な内容を勉強してしまいがちですよね。

また3年生の時点で、基礎に拘り過ぎて、1、2年の内容を、徹底的に学習して、あまり3年の内容を知らないまま受験勉強を終えてしまう、という事もあるようです。

中学生を通して、あまり勉強や家庭学習をして来なかったのならば、1、2年の勉強は重要ですが、普通に学習を続けてきたのであれば、むしろ1、2年の学習に拘らず、3学年の内容を主体に学習していった方がいいですね。

その場合、どうしても1、2年の学習をしたいのであれば、市販の参考書を利用して、ある程度深い発展した内容(私立高校受験・難関校受験の出題問題になるような?)事柄を学習すべきだという、前編集者の指摘もあります。

教科書よりも市販の参考書の方が、受験勉強の教材として良いという指摘もあります。これはここの中学校の学習方法のページで折に触れて書かれてていますが、学校教科書は授業の導入として書かれている性質があるので、やや記述や内容、解説に不十分なところが多いというのが、多くの人の見るところでしょう。

中学校の学習範囲、高校の学習範囲というのは、公共によってある程度示されていますが、事実上はそんな明白なものではなく、分離できない連続性があるし、試験問題制作者もそれほど明確に範囲を意識していないでしょう。このページの前編集者は高校初等範囲も含めて学習せよと、繰り返し指摘していますが、現編集者はむしろ、中学校範囲を網羅的にきちんと勉強することを推奨します。もちろん高校範囲と見なされる出題はあるかもしれませんが、それは今持っている中学範囲の知識と理解でとりあえず考えてみたらどうでしょうか? 中学校の範囲の学習が仮に万全ならば、仮に実際の試験でどんな出題がなされたにせよ、よほどの難易校ではない限り試験合格は果たせると考えます。

しかし事実上、難易度がある程度高い私立高校入試では、英語や数学ではやや難かしめの、高校範囲と見なされる出題も多いという指摘はあります。

また、中学範囲だけの学習では、ある意味簡単すぎて面白くないから、高校初等範囲まで受験勉強に取り入れたほうがおもしろく学習できるだろうという指摘がありますが、しかしどうでしょうね、中学範囲の学習って、人類の今までの知の集積を現代を生きている教育者たちの判断でまとめ上げた、かなり高度な知的体系であり、これを本当の意味で簡単すぎて面白みがないなんて言えるのは、徹底的に事実上知能が高い、ごく一部の超賢人だけだと思いますが…

しかし一般論としては、公立高校の入試問題より、私立高校の入試問題の方が難易度が高いのは事実でしょうね。

得意教科の学習編集

指摘の例

  • 中学校全範囲を網羅的に学習しよう。学習範囲が偏向してしまうのは良くない。
  • 得意教科は楽しい、でも苦手教科もなんとかせねば、と、思おう。
  • 得意教科だから、基礎は固まっていると見る、応用、発展問題を中心に学習しよう。

得意教科は基本的に成績も、テストの点数も良くなるものですが、それでも、見たこともないあっと驚くような不可思議な問題というのは、出題されるものです。出題側が工夫を凝らせば作れるものなんですよね。

基本的には難問奇問対策は、難しめの問題集などに取り組むといいだろうが、そもそも世の中にはわからないもの、解けない問題はいっぱいある、誰にでも、という感覚、気持ちを持つという事は重要だと思われる。世に不思議な事は何も無い、なんていうのは、完全なる虚言であろう。

試験を受けるときのコツとして、分からない問題は、まずあまり気にせず飛ばす、というのは有効な試験対策手段だろう。

難関校、私立高校編集

現編集者は地方の公立進学校、高校出身ですし、難関校に特化した受験業界、業務にも絡んでいないので、東京や関西の私立難関高校試験対策については、特に語るものを持たないのですが、前編集を継承して書くと、中学校の5教科全範囲に関して網羅的に、総合的に学習し、理解することが重要だろう。つまり中学全範囲に関して、一部だけ学習して受験勉強終了では心許ない。苦手分野もそれなりに十分に学習することが必要だろう。

しかしこれは実際には難関校だけではなく、中学生全員に推奨される姿勢ではある。せっかく中学で学習するなら、その全貌を総合的に知ってもらいたいという気持ちもある。

この勉強法で必要なのは "実行力" である。けっして、才能ではなく、感性でもなく、天性の知性でもなく、じっさいに手を動かして、しらみつぶしに一通りの勉強をするという実行力である。

ところでこれ↑は前編集者の記述だが、現編集者はむしろ、私立の難関校なんかに行く人は、むしろ才能だの、感性だの、天性の知性だの、そういうものを持っている人だけでいいんじゃあないの? なんて思う。

確かに実行力だの手を動かすだのの言葉で盛り上がって、中学生時代きりきり舞いして勉強して、俺は偉いだの俺は努力してるだのあいつらは馬鹿だの、そんな荒み切った毎日を送った結果、私立の難関校とやらに合格したところで、そんな意味ないんじゃないかなー。

そこそこの公立高校や私立校で3年過ごしても、充実した学校生活送れるかもしれないし、勉強だって、自分のいいペースと方法を見つけることが出来れば、いくらでもそれなりの大学に進学できると思うけど…

中学範囲外の出題について編集

私立高校、特に難関校では、高校1年の範囲から出題される場合もある。対策としては、難関校向けの学習、或いは受験参考書を手に入れて、学習するのがいいだろう。

高校参考書で先行学習するより、中学校の学習を万全にすることを目指した方がいいだろう。難関校用の参考書は結局高校範囲と思われる部分にも突っ込んで解説している。

難関校向けの参考書も、それほど難解ではないという指摘がある。だとしたら、すべての中学生にとって、程々の参考になる書籍かもしれない。

英語科目について編集

現編集者の主張としては、基本的には中学生は受験でも中学範囲の学習理解の充実が一番重要だと考えるが、私立難易校英語では、高校一年範囲の単語が使われることも多いようなので、自己判断で、高校基礎範囲の単語集や熟語集に手を伸ばしてもいいだろう。確かに余裕があれば、早めに単語の記憶や理解を進めておくと、後々様々な局面で利益がある。

最近はインターネット通販が盛んなので、地方と首都圏での差はなくなって来たが、書店で主に参考書を手に入れる場合、難関高校受験向けの単語集、熟語集が手に入らなければ、(と、いうのは結局はそちらの本を推奨するので)、高校基礎英語の単語集、熟語集を手に入れて学習することになるだろう。

高校範囲の学習について編集

基本的には難関私立受験の場合でも、中学校範囲の学業の理解をしっかり確立することが重要だし、そのためには苦手分野もそれなりに頑張る必要があるだろう。

だから、中学校時代に高校範囲まで学習することを選ぶ人は、やはり限られた、学習理解の特に進んでいる人のみになるだろう。もちろんそういう人は、ただでさえ理解が速いうえに高校内容を先行しているのだから、有利な部分はあるが、しかし本当に多くはいないと思う。基本人間は自尊心があるし、自己評価を高くしたいものだが、謙虚に自分の状況を見ることも重要だろう。

学校での進路指導について編集

さて、前編集者の指摘では、公立中学校の教員は、立場上、進路指導の場でも明言できないことがあるという。

たとえば「あの高校は、生徒のガラが悪い・・・」とか「あの高校は、進学実績があまり良くない・・・」とか、「過去にあの高校で、ああいう不祥事があった・・・」とか、そういう事です。

前編集者によると具体的にはこういう内容↑だそうだ。(前編集者の文章そのまま引用)。

まあね、具体的にその内容かはともかく、この社会、色々と言えないことはあるだろうね、あらゆる大人が、そして子供もみんなね。

そして前編集者の最終結論はこれ↓。(これも一字一句そのまま引用)

「公立の教師だから本音は言えない」という事自体すら、公立中高の教師は言えないという事実を、生徒側であるアナタは念のために把握しておきましょう。

いやー、相変わらず馬鹿話も極まったね。生徒に対する進路指導、公立の学校教師が、生徒に一番重要な本音言わないで何言うの? 生徒に良くして、それを言うからこそ給料もらえてるんじゃあないの? 逆説的だが、そんなに生徒の事より、毎月の給料、自分の肩書と職が大事かね? そんな教師しかいない公立中学なら、最初っから無いほうがよっぽどいいんじゃあないの?

脚注・参考文献編集

  1. ^ 船登惟希 『改訂版 高校一冊目の参考書』、KADOKAWA、2019年3月18日、69ページ
  2. ^ 『高校の勉強のトリセツ』、GAKKEN、149ページあたりページ