徒然草(つれづれぐさ)
[あやしゅう] こそ ものぐるほ(お)しけれ。
(することもなく、)退屈(たいくつ)であるのに任(まか)せて、一日中、すずりに向かって、心の中に次々とうかんでは消えていく、たわいのないことを、とりとめもなく書きつけていると、みょうに気持ちがおかしくなりそうだ。