国語じてん

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言葉のじゅんじょ

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国語じてんを 読むと、わからない言葉の意味を、しらべることができます。

国語じてんでは、五十音の じゅん番で、のっています。


たとえば、

「えんぴつ」と「けしゴム」

だったら、「えんぴつ」が先に、のっています。

「え」と「け」だったら、「え」のほうが五十音で先にあるからです。


「けしゴム」と「毛糸」

だったら、「けいと」が先に、のっています。

一文字めが 同じ場合、二文字めの 五十音での じゅんじょで、どちらが先に のっているかが、きまります。


「形」と「刀」

だったら「形」が先にのっています。

一文字めも 二文字目も 同じなら、三文字めの、五十音でのじゅんじょで、きまります。


にごる音

また、 色の「きん」と「ぎん」だったら、どちらが先にのっているでしょうか。

こたえは「きん」です。


遠足にもっていく「水とう」と、学校のじゃ口のある「水道」だったら、

国語じてんで、先に のっているのは、「水とう」です。


このように、にごる音は、あとまわしに なります。



ぱぴぷぺぽ

「ボールをパスする」のように、「わたす」の意味で「パス」という言葉があります。


五十音では、「パスする」のような「ぱぴぷぺぽ」の音は、「バスに のる」の「バス」や、「野球(やきゅう)の バット」の、「ばびぶべぼ」の音よりも、あとまわしなります。

なので、国語じてん でも、(のりもの の)「バス」と(「パスする」の)「パス」とは、その じゅんばん で書いてあります。


ひらがなと かたかな

「親子で、くらす」の「くらす」と、「学校のクラス」のようなカタカナの「クラス」とでは、国語じてんで先にのっているのは、ひらがなの「くらす」です。

また、「くらす」と「クラス」のように、発音(はつおん)がおなじでも、意味(いみ)が ちがう言葉(ことば)は、国語じてん では、べつべつに、なっています。


のばす音


「ゲーム」や「シール」のような、のばす音「ー」のある場合、どうやってしらべればいいでしょうか。


「ゲーム」の場合、まず頭(あたま)のなかで「げえむ」(ゲエム)といいかえて、国語じてんで「げえむ」のあたりをしらべます。すると、「ゲーム」という正しい形で、のっています。

ついでにいうと、「げえむ」という言葉じたいは、のってないです。


シールの場合もおなじく、「シイル」といいかえてみると、国語じてんの「シイル」のあたりに、正しい「シール」の形でのっています。

なお、国語じてんでは、シールとはちがう言葉で「しいる」という言葉がのっています。(たにんに、むりやり、なにかをさせることを「しいる」といいます。)この「しいる」とシールとは、ちがう意味です。まちがえないようにしましょう。

「マーク」をしらべたいなら、「マアク」といいかえて、しらべればいいわけです。

言葉の へんか

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「書く」

たとえば、「書けば」のかたちで、国語じてんを さがしても、みつかりません。

書かない。
書いていない。
書かないで、
書かなかったら、
書きます。
書く
書くとき、
書けば、
書いてね。

など、なにかを書くときに使う「書く」という言葉にも、上に しょうかい したように、いろんな形があります。

もしも、このように いいまわし の変化(へんか)のある言葉(ことば)を、

国語辞典(こくご じてん)で、しらべたい場合は、

どうすればいいのでしょうか。


こたえは、「かく」(書く)の形で、しらべます。この「かく」のかたちでしか、ふつうの国語辞典では、のってません。

ほかの言葉でも、れんしゅう してみましょう。

行かない
行かないで、
行かなかったら、
行きます。
行く。
行くとき、
行けば、

この言葉が分からない場合、国語辞典では、「いく」(行く)でしらべます。


国語辞典(こくごじてん)で、いいまわしの変化(へんか)をする言葉をしらべたい場合、もし動作(どうさ)をあらわす言葉の場合、この「書く」や「行く」のように、ウの段(だん)でおわる形にしてしらべます。


また、動作(どうさ)をあらわす言葉について、「書く」「行く」のような形のことを、「言い切り」(いいきり)の形といいます。

たとえば、

「学校から、帰ってきた」の「帰って」を言い切りの形にかえると、
「帰る」

になります。

辞書には、「帰る」のかたちで、のっています。


では、

赤い

「赤くみえる」、「もしか色(いろ)が白ければ(しろければ)」などの、「赤く」や「白ければ」など、ものごとの性質(せいしつ)をあらわすことばの場合、どうやって調べればいいのでしょうか。

赤く、ひかってる。
赤ければ、
赤い花。
この花は赤い。
かお が 赤かった。

などのように「赤く」は変化(へんか)します。

辞書で調べるときは、「赤い」で調べます。


「白ければ」(しろければ)でも れんしゅう してみましょう。

白ければ、
白いのに、
白かった
白い。
白いのに、
白くみえる。


辞書で調べる場合、「白い」(しろい)で調べます。


このように、性質をあらわす言葉の場合、おわりがイ段(いだん)でおわる形にかえると、辞書(じしょ)に のっている場合(ばあい)が、よくあります。


しずかだ


しずかにしよう
しずかなので、
しずかだね。
しずかだ。
しずかだったので、
しずかでしょう。
しずかな場所だ。

のように「しずかな」という言葉は、いろいろな形に変化します。

辞書で調べる場合、ふつう、「しずか」で、のっています。

漢字の音読みと訓読み

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漢字辞典(かんじ じてん)を読むと、

たとえば「山」という漢字には、「やま」という読みかたのほかにも「サン」という読みが書いてあります。

そして、「サン」の近くに「音」と書いてあります。


むかし、漢字がつくられたころの中国では、「山」という漢字を、「サン」に近い発音(はつおん)で読んでいました。

なので、日本に漢字がつたわってきたとき、中国の発音にちかいように「山」という漢字を「サン」と読むようになったのです。

このように、中国風によむ漢字のよみかたのことを「音読み」(おんよみ)といいます。


それとはべつに、日本では、漢字のつたわる前から、高い山のことを「やま」と言ってました。

なので「山」という漢字を、日本では、「やま」とも読むようになったのです。

このような、日本風のよみのことを「訓読み」(くんよみ)といいます。

ことわざ

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ことわざ

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さるも木から落ちる

意味(いみ):うまい人でも、しっぱい(失敗)することもある。

にた意味の ことわざ

かっぱの川流れ
弘法(こうぼう)にも 筆(ふで)のあやまり
上手(じょうず)の手から 水がもれる


  • ほか の ことわざ
いぬもあるけば ぼうにあたる
花より だんご
わらう門(かど)には 福(ふく)きたる
急がば回れ


など、ほかにも、いろんなことわざが ある。


いろはカルタ

『いろはカルタ』というのがあります。

「いぬも あるけば、ぼうに あたる」とか「たびは みちづれ」とか「ほねおりぞんの くたびれもうけ」、かいてある、ふだ です。

いろはカルタには、ことわざが多く、つかわれています。

こそあど言葉

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「これ」、「それ」、「あれ」、「どれ」とか、「この」、「その」、「あの」、「どの」みたいなのを、こそあど言葉 といいます。


「これ」や「この」など、「こ」のつくのは、話し手に近いものを指す(さす)のに、使います。
「それ」や「その」は、指ししめす先が、聞き手に近い場合に使います。
「あれ」や「あの」は、指ししめす先が、話し手と聞き手の、どちらからとも、遠い(とおい) 場合に つかいます。
「どれ」や「どの」など、「ど」のつくのは、たずねるばあいなど、指ししめすものが分からない場合につかいます。


(れい)

ここ、そこ、あそこ、どこ
こっち、そっち、あっち、どっち
こう、そう、ああ、どう
こちら、そちら、あちら、どちら

漢字の部首

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漢字には、たとえば、「作」(さく、つく-る)と「体」(からだ)のように、形の共通(きょうつう)している部分があります。


そして、漢字字典などをみると、このような、漢字の共通している部分をもとにして、グループわけをする場合があります。 このように、グループわけのもとになる、漢字の共通している部分のことを部首(ぶしゅ)といいます。


  • 亻(にんべん)

人にかかわりのある漢字につく場合が多い。

化ける(ばける)、 代わり(かわり)、 他(ほか) 、住む(すむ) 、 、 、


  • 氵 (さんずい)

氵は、水にかかわりのある漢字につく。

池(いけ)、 酒(さけ)、 海(うみ)、 油(あぶら)、 流れる(ながれる) 、 洋(よう)

「洋」(よう)は、海洋(かいよう)とか、太平洋(たいへいよう)とかの洋。

湖(みずうみ)、 港(みなと)、 波(なみ)、 湯(ゆ)
  • 扌 

扌(てへん)は、手にかかわりのある漢字につくことが多い。

指(ゆび)、 拾う(ひろう) 、 
  • 木 (きへん)

木にかかわりのある漢字につくことが多い。

根(ね、こん)
  • 糸 (いとへん)
絵、紙

修飾語(しゅうしょくご)

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ローマ字

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ローマ字はあなたの町のかんばんなど、さまざまなばしょに使われています。たとえば、駅(えき)の名前(なまえ)の かんばん に、よくローマ字がつかわれています。それを読むときにローマ字を覚えておくと、とてもべんりです。

コンピュータで文字を入力するときも、ローマ字は使われています。

ローマ字の種類
小学校で習うローマ字は「訓令式(くんれいしき)」と呼ばれるもので、あまり使われていません。実際に日常で看板などに見ることができるローマ字は中学校英語科で学習する「ヘボン式」です。両者の違いは母音を伸ばすとき「^(またはĀのように上に横棒)」がつくか否かといった違いや一部のスペルの違い (例:「ち」は訓令式だと「ti」だがヘボン式だと「chi」、ヘボン式で「ti」は「てぃ」)などです。しかし、その大部分は共通しているので、訓令式を学び、中学校でヘボン式と区別をつけることが必要です。

ローマ字の書き方

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ローマ字を書くときに使う「アルファベット」の練習(れんしゅう)は、こちらのページでどうぞ。アルファベット

  あ(A,a) い(I,i) う(U,u) え(E,e) お(O,o)
a あ i い u う e え o お  
か(K,k) ka か ki き ku く ke け ko こ kya きゃ kyu きゅ kyo きょ
さ(S,s) sa さ si (shi) し su す se せ so そ sya しゃ syu しゅ syo しょ
た(T,t) ta た ti (chi) ち tu (tsu) つ te て to と tya ちゃ tyu ちゅ tyo ちょ
な(N,n) na な ni に nu ぬ ne ね no の nya にゃ nyu にゅ nyo にょ
は(H,h) ha は hi ひ hu (fu) ふ he へ ho ほ hya ひゃ hyu ひゅ hyo ひょ
ま(M,m) ma ま mi み mu む me め mo も mya みゃ myu みゅ myo みょ
や(Y,y) ya や (i) yu ゆ (e) yo よ  
ら(R,r) ra ら ri り ru る re れ ro ろ rya りゃ ryu りゅ ryo りょ
わ(W,w) wa わ (i)   (e) o を  
n ん
が(G,g) ga が gi ぎ gu ぐ ge げ go ご gya ぎゃ gyu ぎゅ gyo ぎょ
ざ(Z,z) za ざ zi (ji) じ zu ず ze ぜ zo ぞ zya (ja) じゃ zyu (ju) じゅ zyo (jo) じょ
だ(D,d) da だ zi (ji) ぢ zu づ de で do ど zya (ja) じゃ zyu (ju) じゅ zyo (jo) じょ
ば(B,b) ba ば bi び bu ぶ be べ bo ぼ bya びゃ byu びゅ byo びょ
ぱ(P,p) pa ぱ pi ぴ pu ぷ pe ぺ po ぽ pya ぴゃ pyu ぴゅ pyo ぴょ

ローマ字の(れい)

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ローマ字 Rômazi

のばす音は、上に「^」がつく。

おとうさん otôsan
おかあさん okâsan
おにいさん onîsan
おねえさん onêsan
おばさん obasan
おばあさん obâsan
青森県(あおもりけん) Aomori-ken   (2つの ことば を つなぐ とき、「-」を つかう こと が ある。)
東京都(とうきょうと) Tôkyô-to 
港区(みなとく) Minato-ku
大宮区(おおみやく) Oomiya-ku
3年2組   3-nen 2-kumi
日光(にっこう) Nikkô
北海道(ほっかいどう) Hokkaidô
九州(きゅうしゅう) Kyûsyû
日本(にっぽん) Nippon
富士山(ふじさん) Fujisan
山田(やまだ) たろう  Yamada Tarô または Tarô Yamada

このように、名まえや 地名(ちめい) の さいしょの 文字 は、大文字(おおもじ) で 書く。

(とり) tori
(うま) uma
(いぬ) inu
ねこ neko
うし usi
ぶた buta
金魚(きんぎょ) kingyo
花(はな) hana


学校 gakkô

「gakô」だと、「ガコー」に なってしまう。

「っ」のようにつまる音は、そのあとの文字を、2つ続ける。

日記(にっき) nikki
実験(じっけん) jikken
事件(じけん) jiken
切手(きって) kitte
雑誌(ざっし) zassi
ねっこ nekko
nekoだと、「ねこ」に、なってしまう。

nのつぎに、a,i,u,e,o,y がくるときは、nのあとに「'」や「-」をつける。

店員(てんいん) ten'in
「tenin」だと、「てにん」に なってしまう。
本屋(ほんや) hon'ya
「honya」だと、「ほにゃ」に なってしまう。

コンピュータのローマ字入力のときは、一部の文字の入力方法(ほうほう)が 変わる。

を→wo  ん→nn   ぢ→di  づ→du   ぢゃ→dya  ぢゅ→dyu  ぢょ→dyo

俳句(はいく)

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松尾芭蕉(まつお ばしょう)

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ふる池(ふるいけ)や  蛙(かわず)飛びこむ(とびこむ)  水の音
 

(ふるいけや かわずとびこむ みずのおと)

江戸時代(えどじだい)の、松尾芭蕉(まつお ばしょう)という人の作った「俳句」(はいく)の一つ。

俳句は、五・七・五音である。

俳句には、かならず、季節(きせつ)の分かる言葉(ことば)が、はいっている。この季節の分かることばを、季語(きご)という。つまり、俳句には、かならず季語が、ふくまれていなければ、いけない。

季語が入ってなければ、たとえ、五・七・五音でも、「俳句」とは、いわない。


「かわず」で季節(きせつ)が、分かる。春の季節である。


 
荒海(あらうみ)や  佐渡(さど)に よことう  天河(あまのがわ)
 
松尾芭蕉
(きせつ:夏)

(あらうみや さどによことう あまのがわ)


与謝 蕪村 (よさ ぶそん)

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菜の花(なのはな)や  月は東に  日は西に
 
(きせつ:春)

(なのはなや つきはひがしに ひはにしに)


 
夏河(なつかわ)を  越す(こす)うれしさよ  手に草履(ぞうり)
 
(きせつ:夏)

(なつかわを こすうれしさよ てにぞうり)

春の海  終日(ひねもす)のたり  のたりかな
(きせつ:春)

(はるのうみ ひねもすのたり のたりかな)


小林一茶 (こばやし いっさ)

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名月(めいげつ)を  取ってくれろと  泣く(なく)子かな
 
(きせつ:秋)

(めいげつを とってくれろと なくこかな)


 
雪とけて 村いっぱいの 子どもかな
 
(きせつ:春)

(ゆきとけて むらいっぱいの こどもかな)

 
やれ打つな(うつな)  蝿(はえ)が手をする  足をする
 
(きせつ:夏)

(やれうつな はえがてをする あしをする)

明治時代より、あとの俳句

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正岡子規(まさおか しき)

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かきくえば  鐘(かね)が鳴るなり  法隆寺(ほうりゅうじ)
 
(きせつ:秋、季語:かき)

(かきくえば かねがなるなり ほうりゅうじ)

あかとんぼ  筑波に雲も  なかりけり 

(あかとんぼ つくばにくもも なかりけり)

正岡子規(まさおか しき) は、明治時代(めいじじだい)の人です。


芥川 龍之介 (あくたがわ りゅうのすけ)

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青がえる  おのれもペンキ  ぬりたてか


高浜 虚子 (たかはま きょし)

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遠山に  日のあたりたる  枯野かな

(とおやまに ひのあたりたる かれのかな)

水原 秋桜子 (みずはら しゅうおうし)

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冬菊の まとふは おのが 光のみ


山口 誓子 (やまぐち せいし) 

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スケートの ひもむすぶ間も はやりつつ


※ 教科書会社ごとに、教える単元のちがう内容

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いつ・どこで・だれが・なにをどうした

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(※ 光村図書が、小3国語の上巻で、5W1Hを小学生むけに、あつかっている)

せつめい のコツ

たとえば、山田くんが、いきなり「カレーなんだよ!」と、イトウくんに、しゃべっても、

イトウくんには、なにがカレーなのか、さっぱり、わからないです。


もし、ほんとうに、山田くんが、カレーをきのうの 夕ごはん で、たべていても

「カレーなんだよ!」だけでは、イトウくんには、さっぱり、なんのことか、わからないです。


だって、「カレーなんだよ」とだけ、いわれたほうは、

「ぼくのすきな、たべものは、カレーなんだよ!」とイトウくんがいわれてるのか、

それとも、「ぼくが、今までにたべたことのあるもので、いちばん、からかったのは、カレーなんだよ!」とイトウくんがいわれてるのか、

さっぱり、わからないからです。


ひょっとしたら、そもそも、山田くんの、すきな たべもの ではなく、ナカノくんのすきな たべもの が、カレーだという、お話(おはなし)かもしれません。


とにかく、「カレーなんだよ」だけでは、いわれたイトウくんには、さっぱり、なにがカレーなのか、わからないからです。

では、山田くんは、どのようにいえば、よかったのでしょうか。


ほかの人に、なにかを説明するときは、

じぶんでなくても分かるように、

ひつような話を、いうようにします。


そのためには、

いつの 話か、
どこの 話か、
だれの 話か、
なにを どうした・どうする のか、

ということさえ、いえれば、とりあえず、あいてには、なんのことだか、わかります。


もしも、「カレーをたべた」だけでは、

山田くんが「きのう、カレーをたべた」のか、それとも「いままで、いきてきて、ぼくはカレーをたべたこともあるよ」と いいたいのか、イトウくんには、わかりません。


また、ナカノくんがカレーをたべたのか、それとも山田くんがカレーをたべたのか、はっきりさせるためにも、

とりあえず、だれがカレーをたべたのかも、いう ひつよう があります。


なので、山田君くんは「きのう、ぼくはカレーをたべた」とか、「ナカノくんは、きのう、カレーをたべたらしいよ」とか、いう ひつよう があります。


これだけでも、とりあえず、「いつ」「だれが」「なにを」「どうした」ということを、いっています。


さて、もし、おはなしの「きのう」が日よう日(にちようび)だったとしましょう。

山田くんは、おうちでカレーをたべたのでしょうか。

それとも、家ぞくで お出かけ(おでかけ) して、おひるに、レストランでカレーをたべたのでしょうか。


なので、どこの はなし なのかも、いう ひつよう が あります。

山田くんは「きのう、おうちでね、カレーをたべたんだよ」といえば、とりあえず、イトウくんに、いいたいことが、つたわります。


まとめ

ほかの人に、話を しはじめるときは、

いつ、
どこで、
だれが、
なにを どうした。

これを、はやめに、いうようにしましょう。