日本語の名詞は語形変化しないので、かなりマスターするのが簡単です。しかし、文における位置を表すために助詞をつけます。

名詞に使う一般的な助詞には、「は」[1]、「が」、「を」[2]があります。

複数形

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日本語には複数形がありません。複数形の語句は、数と単位がついているか、文脈から判断します。

一部の名詞には、「たち」や「ら」など複数を表す接尾辞をつけます(ほし→ほしたち)。人に対して「たち」を使うと、その友人・仲間などを表します(めぐみたち:めぐみとその友人)。

また、繰り返しによって複数を表します(ひと→ひとびと)。漢字で書くときは、繰り返しを表す符号「々」を使います((ひと)人々(ひとびと))。

名詞句の助詞

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日本語/非母語話者むけ/文法/基本助詞も見てください。

日本語は、性や時制など他の側面によって語形変化せずに語形を維持し、助詞によって屈折します。

助詞は必ずマークする名詞の直後につきます。

  1. ^ 助詞の「は」は必ずワと発音します。
  2. ^ 「を」という文字は助詞でしか使いません。発音はオです。