本項は、東京電機大学の入学試験対策に関する事項である。

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東京電機大学は、首都圏にある理工系総合大学である。 入試形態は多様であり、「共通テスト利用入試(前期・後期)」、「一般選抜(前期・英語外部試験利用・後期)」などがある。複数日に渡って入試を行っており、その日によって問題が違うので、点数は標準化される。もし問題が解けなくてもあきらめず、点をかき集めていこう。さまざまな学部に対しての同時出願が可能であり、受験料を1.5倍程度払えば、テストの結果に対して2つの学部で合否判定がされる。学部によって大学の位置が違うので、よくわからない場合はいくつかの学部に出願するとよい。

一般選抜

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試験科目は前期日程は数学・英語・理科(もしくは国語)である。英語外部試験利用の場合、数学と理科(もしくは国語)の2教科受験になる。後期日程は学部学科に関わらず、数学・英語・理科が受験科目となる。

数学

工学部、未来科学部、システムデザイン工学部は数学ⅠAⅡBⅢ必須、理工学部は数学ⅠAⅡBかⅠAⅡBⅢの選択になる。

難易度としては基礎~標準レベルの問題が出題される。数学Ⅲでは微分積分はほぼ確実に出題されており、媒介変数表示を組み合わせた問題が出題されることもある。内容は接線、最大最小、面積体積などが多い。大問1では微分積分以外にも極限や複素数平面の分野から出題されることもある。数学ⅠAⅡBでは、ベクトル、数列、確率、微分積分、図形と方程式の分野の出題率が高い。特に図形問題になると複数の分野にまたがって出題されることもある。試験時間は90分、解答する大問数は学部学科に関わらず3つとなっている(理工学部以外…大問1~大問3、理工学部…大問1~大問3 or 大問4~大問6)。

英語

2021年度の前期日程(2月1日)は、大問1・3は長文読解、大問2は英文法と語法、大問4は読解と会話文問題の融合問題が出題された。大問1の長文読解問題では設問は日本語だが、記述式問題も含まれる。記述式問題は英文和訳であり、2021年以前も同様の問題が出題されている。一方、大問3の長文読解問題は、設問も英語で書かれている。大問4の融合問題では、単語そのものを記述させる問題が出題される。制限時間が60分であることと長文読解の割合が高いことを考えると、正確に素早く解く必要がある。年度や日程によっては、大問3が会話文問題になっていたり、大問4が空欄補充問題になっている場合もある。

理科

すべての学科で選択できる科目は物理・化学。理工学部理工学科生命科学系のみ生物の選択が可能である。入学したのちに学習を深めていく分野は、物理に関係が深いので、余裕のある受験生は物理を学習するとよい。

物理は、物理基礎・物理の中からまんべんなく出題される。例年の出題形式は 1:総合問題 2,3:電磁気、力学となっている。大問1と2は選択式、大問3は記述式問題になる。日程によっては大問2でも記述式問題が出題されることもあるが、選択方式と記述式の融合となる場合が多い。

化学は、化学基礎・化学の中からまんべんなく出題される。大問1、2は小問集合、大問3、4は理論、無機、有機の中から2題出題されるが、理論と無機のように複数の分野から出題されることもある。基本的に大問1、2は選択式、大問3、4は記述式問題となっている。全ての大問で計算問題が出題されるため、計算ミスをしないように演習を心掛けたい。

国語

システムデザイン工学部、未来科学部情報メディア学科・建築学科、理工学部理工学科情報システムデザイン学系が理科の代わりに国語の選択が可能。出題範囲は国語総合(現代文のみ)と現代文Bである。

設問はマーク式が中心であるが、漢字の読みと50~100字程度の記述問題が出題される。

共通テスト利用入試

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前期は3教科4科目(英語、数学、理科)、もしくは4教科5科目(国語(現代文のみ)、英語、数学、理科)である。後期は全ての学科で3教科4科目(英語、数学、理科)の受験となる。尚、後期の合格最低点は公表されていない。

数学満点選抜方式

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東京電機大学の入試では、数学科目で満点を取った受験生を合格にする制度がある。3教科の入試科目の合計点が合格最低点を下回っていても、その受験生が数学で満点を取っていれば、その受験生は合格となる。


外部リンク

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