本項は、滋賀大学の「一般入学試験」対策に関する事項である。

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滋賀大学のホームページ(入学案内)http://www.shiga-u.ac.jp/admission/

滋賀大学は滋賀県彦根市(本部)と大津市にキャンパスを置く国立大学である。彦根キャンパスは彦根城に隣接し、大津キャンパスは石山寺近くに位置する。学部は経済(彦根)と教育(大津)の2学部体制となるが、6学科20講座を擁する経済学部は、複数の学部のカリキュラムを内包する「総合経済学部」である(公式サイト参照)。また2017年度には、全国初の統計学を教育・研究の核とする「データサイエンス学部」が新設される予定(滋賀大学#概観参照)。

共通テスト 編集

  • 経済学部前期日程(200名)…A方式:3教科3科目(500点)、B方式:5-6教科7-8科目(900点)
  • 経済学部後期日程(240名)…同上
  • データサイエンス学部前期日程(60名)…5-6教科7-8科目(900点)
  • データサイエンス学部後期日程(20名)…同上
  • 教育学部前期日程(134名)…5-6教科7-8科目(900点、音楽・美術の実技型のみ800点)
  • 教育学部後期日程(34名)…5-6教科7-8科目(900点)

経済学部は5教科7科目以上で受験している場合、A方式とB方式それぞれで採点され、相対的に順位が上の方式で採用される。したがって、3教科3科目の私立専願型の受験生が少ない年は、必然的にA方式とB方式のボーダーに目立った差が生じないことになる。また同学部後期日程は全国の文系学部で唯一、前期日程より後期日程の募集人員を多く取っており、近隣の大学の経済学部が後期日程を実施していないこともあって、近畿・東海圏の経済学部後期日程におけるシェアは45%を超えている。

2次試験 編集

  • 経済学部前期日程(200名)…外国語・国語又は外国語・数学(400点)
  • 経済学部後期日程(240名)…外国語・国語又は外国語・数学(1000点)
  • データサイエンス学部前期日程(60名)…外国語・数学(400点)
  • データサイエンス学部後期日程(20名)…外国語・総合問題(600点)
  • 教育学部前期日程(134名)…外国語・国語、外国語・数学、外国語・面接又は外国語・実技検査(400点、音楽・美術の実技型のみ500点)
  • 教育学部後期日程(34名)…小論文(200点)

英語 (200点、経済学部後期日程のみ500点)
試験時間は90分。3つの大問から構成され、順に英文和訳、和文英作、長文読解である。国立大学に典型的な記述優位の出題であり、記号選択問題は極たまにしか出題されない。そのため、高い記述・論述の学力が求められる。難易度は基本的に前期日程より後期日程のほうが高い。和文英訳は他大学にあまり見られない特徴的な形式であり対策を要する。長文読解は「具体的に記述せよ」と解答が求められているため少し書きすぎても良いくらいの記述を心がけよう。

数学 (200点、経済学部後期日程のみ500点)
試験時間は90分。4つの大問から構成され、教科書レベルの基礎的な問題が中心。ベクトル、微分積分、確率はほぼ毎年出題されており、他には数列と図形と方程式がよく出題される。前期は基本的な問題ばかりであるがゆえに数学が苦手な者でも大問2つの完答を目標にしたい。前期に比べて後期は難易度が上がる。また、計算が簡潔になる公式を覚えておくと時間の省略になり非常に有利となる。

国語 (200点、経済学部後期日程のみ500点)
試験時間は90分。前期日程は現代文・古文・漢文。 後期日程は現代文・現代文・近代文語文による大問3題の出題である。後期日程の近代文語文は古文の文法・知識を要するため実質古文の出題と変わらない。

関連リンク 編集