「高等学校物理/物理II/電気と磁気」の版間の差分

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ダイオードについて
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=== pn接合 ===
[[File:ダイオードの順方向.svg|thumb|300px|ダイオードの順方向]]
p型半導体とn型半導体を接合し(pn接合)た物体が、一方向のみに電流を流す。
 
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いっぽう、p側に負電圧を描け、n側に正電圧を掛けても、電流が流れない。
 
回路において、ダイオードが電流を流す向きを'''順方向'''(じゅんほうこう)という。順方向とは反対向きを'''逆方向'''という。ダイオードの逆方向には、電流は流れない。
 
このように一方向に流れる仕組みは、ダイオードでは、つぎのような仕組みで、電流が流れるからである。
 
* p側に正電圧を掛け、n側に負電圧を掛けた時
ダイオードのp側に正電圧をかけ、いっぽうn側に負電圧をかけると、p側では正電極の正電圧からホールが反発して接合面へと向かい、いっぽうn側では電子が負電極から反発して接合面へと向かう。そして、接合面で、ホールと電子がであい、消滅する。この結果、見掛け上、正電荷が、正電極から負電極移動したのと、同等の結果になる。
 
そして、正電極から、つぎつぎとホールが供給されるので、電流が流れ続ける。
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そして、それ以降は、ホールも電子も、もうどこにも移動の余地がないので、よって電流が流れない。
 
=== ダイオードについて、その他 ===
回路において、ダイオードが電流を流す向きを'''順方向'''(じゅんほうこう)という。順方向とは反対向きを'''逆方向'''という。ダイオードの逆方向には、電流は流れない。
 
=== トランジスタ ===