「中学校英語/3年/文法」の版間の差分
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* '''keep A C'''だと'''「AをCに保つ」'''の意味を表す。
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ふつう、英語の一文は、つぎの5つの文型のうちのどれかに、当てはまる。
:第1文型: SV
:第2文型: SVC
:第3文型: SVO
:第4文型: SVOO
:第5文型: SVOC
なお、
:Sは主語。
:Vは動詞。
:Cは補語。
:Oは目的語。
そして、「SVC」や「SVOC」などの文型では、「SはCである」「SはCになる」などの意味となり、つまり S の性質が C であると主張している。
なお、入試には、「この文は、第何文型か? 答えよ.」のような問題は、入試には出ない。
なぜなら、ほとんどの場合、例文の意味を答えさせる問題によって、文型の理解を試験するから。それでも、もし文型に関する問題が出るとしたら、「SVO」とか「SVOC」などを答えさせる問題であろう。
だから、「SVOC は、第何文型だったか?」などを覚える必要は無い。
「SV」「SVO」「SVC」「SVOO」「SVOC」などの用語が分かっていれば、じゅうぶんである。
== 現在完了形 ==
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'''to 不定詞'''は'''「~して」'''の意味で、'''感情の原因'''を表すこともある。副詞的用法の1つ。
==
=== 現在分詞の形容詞的用法 ===
名詞の直後に 〜ing をつけくわえることで、「~している○○(名詞)」の意味になり、名詞を修飾する(形容詞の働き)。
:The girl playing the piano is my sister. ピアノをひいている少女は、私の妹(/姉)です。
:I know the girl <span style="color:blue">'''playing'''</span> tennis.(私はテニスを<span style="color:blue">'''している'''</span>少女を知っている。)
これら現在分詞の用法は、あとの単元で説明する「関係代名詞」(かんけい だいめいし)をつかった文と比べると分かり易い。
:The girl who is playing the piano is my sister.
:I know the girl who is playing tennis.
=== 過去分詞の形容詞的用法 ===
名詞の直後に 〜ed をつけくわえることで、「〜された○○(名詞)」の意味になり、名詞を修飾する。
:This is a car <span style="color:blue">'''made'''</span> in japan.(これは日本<span style="color:blue">'''製の'''</span>自動車です。)
:I have a book written by Natume Soseki. 私は、夏目漱石によって書かれた本を、持っている。
これら過去分詞の用法は、あとの単元で説明する「関係代名詞」(かんけい だいめいし)をつかった文と比べると分かり易い。
:This is a car which is made in Japan.
:I have a book which is written by Natume Soseki.
'''「~ですよね、~でしょうね」'''と、相手に念をおしたり同意を求める言い方。これを'''付加疑問文'''(ふか ぎもんぶん)という。
* Tom is busy, <span style="color:blue">'''isn't he'''</span>?(トムは忙しいです<span style="color:blue">'''ね'''</span>。)
* Tom is<span style="color:blue">'''n't'''</span> busy, <span style="color:blue">is he</span>?(トムは忙しくないです<span style="color:blue">'''よね'''</span>。)
* Tom is busy.(トムは忙しいです。)
== 関係代名詞 ==
who や、which などの単語には、つぎに述べるように、接続詞と代名詞をかねる用法があ
=== 関係代名詞 who(主格) ===
まず、参考として、関係代名詞(かんけい だいめいし)を使ってない文を例示する。
* Mr.Mori is a teacher. He taught us English.(森先生は先生です。彼は私たちに英語を教えた。)
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* Mr.Mori is a teacher <span style="color:blue">'''who'''</span> taught us English.(森先生は私たちに英語を教えた先生です。)
このように、'''関係代名詞'''(かんけい だいめいし)は2つの文を結ぶ'''接続詞と代名詞の働き'''をかね、関係代名詞以下の節は、'''すぐ前の名詞(先行詞)を修飾'''する。先行詞は「せんこうし」と読む。
関係代名詞'''who'''は、先行詞が「人」のときに使い、関係代名詞以下の節で'''主語の働き'''をする。
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目的格のthatは、'''省略できる'''。
:He has a girlfriend he loves very much.
=== 接触節 ===
* This is the book. I bought the book yesterday.(これは本です。私はその本を買いました。)
* This is the book <span style="color:blue">'''I bought yesterday'''</span>.(これは<span style="color:blue">'''私が昨日買った'''</span>本です。)
* 名詞を後ろから修飾する方法で、'''〈修飾したい名詞 + 主語 + 動詞+…〉'''で、修飾することもできる。
* 上の文では、the bookを'''〈主語+動詞+…〉I bought yesterday'''で'''「私が昨日買った本」'''と説明している。
これは、目的格の関係代名詞 which や that を省略した形とも解釈できる。というか、関係代名詞の省略形と解釈したほうが、暗記の量が減るので、オススメである。
:This is the book which I bought yesterday. これは、私が昨日買った本です。
検定教科書では「接触節」という用語は教えず、かわりに、目的格の関係代名詞は省略できる、というふうに教えているようだ。
=== 分詞の形容詞的用法と、関係代名詞との対応 ===
分詞の形容詞的用法は、関係代名詞の省略形とも解釈できる。
==== 現在分詞の形容詞的用法と、関係代名詞の省略形 ====
現在分詞の形容詞的用法は、関係代名詞の省略形とも解釈できる。
:(過去分詞で書いた場合) The girl playing the piano is my sister. ピアノをひいている少女は、私の妹(/姉)です。
:(関係代名詞で書いた場合) The girl who is playing the piano is my sister.
:(過去分詞で書いた場合) I know the girl <span style="color:blue">'''playing'''</span> tennis.(私はテニスを<span style="color:blue">'''している'''</span>少女を知っている。)
:(関係代名詞で書いた場合) I know the girl who is playing tennis.
試験などの際は、「これは現在分詞の形容詞的用法か、それとも関係代名詞の省略形か?」などのような分類には、あまりコダワル必要はない。そういう問題は、入試には出ない。
==== 過去分詞の形容詞的用法と、関係代名詞の省略形 ====
過去分詞の形容詞的用法は、関係代名詞の省略形とも解釈できる。
:(過去分詞で書いた場合) This is a car <span style="color:blue">'''made'''</span> in japan.(これは日本<span style="color:blue">'''製の'''</span>自動車です。)
:(関係代名詞で書いた場合) This is a car which is made in Japan.
:(過去分詞で書いた場合) I have a book written by Natume Soseki. 私は、夏目漱石によって書かれた本を、持っている。
:(関係代名詞で書いた場合) I have a book which is written by Natume Soseki.
試験などの際は、「この文は過去分詞の形容詞的用法か、それとも関係代名詞の省略形か?」などのような分類には、あまりコダワル必要はない。そういう問題は、入試には出ない。
== 間接疑問文 ==
* Where does he live?(彼はどこに住んでいますか。)
* I don't know <span style="color:blue">'''where he lives'''</span>.(私は<span style="color:blue">'''彼はどこに住んでいるか'''</span>知りません。)
* 疑問詞のある疑問文がknowなどの動詞の目的語になって文の一部になると、これを'''間接疑問文'''といい、疑問詞以下は〈疑問詞+主語+動詞〉の語順になる。
== how to ~ ==
* I can play the piano.(私はピアノを弾くことができる。)
* I know <span style="color:blue">'''how to play'''</span> the piano.(私はピアノの<span style="color:blue">'''弾き方を'''</span>知っている。)
* '''〈how to+動詞の原形〉'''は'''「~する方法、~の仕方」'''の意味で、'''knowなどの動詞の目的語'''になる。
* 疑問詞+to不定詞
:'''〈how to ~〉'''「どのように~したらよいか→~する方法、しかた」
:'''〈what to ~〉'''「何を~したらよいか」
:'''〈where to ~〉'''「どこで(へ)~したらよいか」
:'''〈when to ~〉'''「いつ~したらよいか」
:'''〈which to ~〉'''「どちらを~したらよいか」
* 疑問詞+名詞+to不定詞
:'''〈what ... to ~〉'''「何の...を~したらよいか」
:'''〈which ... to ~〉'''「どちらの...を~したらよいか」
[[Category:中学校教育|えいこ3]]
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