「リズム」の版間の差分

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==シンコペーション==
 
[[拍子]]で、強拍と弱拍を学びました。弱拍のあとに強拍をつなげると、どうなるでしょうか。弱拍のあとに強拍がつながっていると、強拍の始まりでは音が打たれないことになります。このとき、一時的に強拍の音の勢いが弱拍であった音の始まりに移動します。これを[[w:シンコペーション|シンコペーション]]といいます。
:普通は、移動した結果、強拍よりも強いアクセントが置かれます。
{|
|-
!align=left|拍
| 強 || 弱 || 中強|| 弱 
|-
!align=left|リズム
| ● || ● || − || ● 
|-
!align=left|アクセント
| 強 || 強強||←移動|| 弱 
|}
シンコペーションは、ひとつの拍の中でも起こります。拍は2等分したときに、はじめのものと次のものは、強拍と弱拍に似た関係になります。さらにそのそれぞれを2等分(都合4等分)すると、それぞれが強拍と弱拍に似た関係になります。従って、ひとつの拍を4等分すると強-弱-中強-弱の関係になるのです。
この関係は、どのレベルでも起こります。2拍を4等分したときにも起こります。また、小節を越えてシンコペーションが作られることもあります。
 
また、3拍子、または3等分したリズムの、後の2つをまとめたものを、シンコペーションは、ひに含めて考えるこつの拍の中で起こります。{{stub}}
:この場合も、強拍よりも長くなった弱拍の方に強いアクセントが置かれるのが普通です
{|
|-
!align=left|拍
| 強 || 弱 || 弱 
|-
!align=left|リズム
| ● || ● || − 
|-
!align=left|アクセント
| 強 || 強強||←統合
|}
 
シンコペーションの音は、原則として、[[w:タイ (音楽記号)|タイ]]で書かれます。しかし、それが読みにくくない場合には、合計した長さの音価の音符を書くことがあります。「読みにくくない」とは、普通、次の条件です。
#音の途中にある強い拍(のようなもの)が、音の最初の拍(のようなもの)に比べて、1ランクだけ上であるとき
#上の条件で書かれたリズムに挟まれ、同じリズムが連続しているとき
 
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