「法学入門」の版間の差分

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「法学入門」とは、大学,短期大学等の一般教育課程の科目の1つである。解説方法は大まかに分けて2つあり、憲法をはじめ各法領域の概要を簡潔に説明するものと(「法学通論」とよばれることもある)、憲法以外の各法領域と憲法とを前編・後編に分けて説明するものがある。戦後昭和20年代から50年代にかけては、実定法(憲法,民法,刑法等)以外の基礎法(法哲学,法史学)の説明について相当量あったが、その後は少なくなった。現在は、国際情勢および国内状況の流動期に及んで、再び、基礎法の説明を試みるものが散見される。
 
他の科目と比較しての「法学入門」の特徴について、見解は多様である。ただし、その方法論については、価値観念(イデオロギー)と実体価値(現実の利害)に関する規定的調整であることに異論はないようである。
 
 
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=== 法学一般 ===
==== 単行本 ====
*『法律学における学説』([[w:宮沢俊義|宮沢俊義]] 有斐閣)ISBN 4-641-90287-9
*:著者は、東大名誉教授で立教大学でも教鞭をとられた。本書は法および法律学の意味について、深い洞察力を以って解説されたものであり、法の真の理解には必読の書として名高いものである。
 
*『法学入門』([[w:星野英一|星野英一]] 有斐閣)ISBN 978-4-641-12537-7
*:著者は、東大名誉教授で千葉大学,放送大学で教鞭をとられた。多角的視点を以って社会および法的関係を捉える他の追随を許さない民法学者として著名である。
 
*『法学の基礎』([[w:団藤重光|団藤重光]] 有斐閣)ISBN 978-4641027213