「中学校社会 地理/アフリカ州」の版間の差分

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アフリカは、地域によっては砂漠(さばく)の地域もあれば、'''熱帯林'''の地域もあるし、草原の地域もある。
 
 
沿岸部をのぞく、北部と南部では、砂漠が多い。
 
アフリカの中部を赤道が通っている。アフリカ中部は、雨が多く、熱帯林が多い。この熱帯林の地域の農業では、いも類やバナナなどを栽培している。
アフリカ北部には、'''サハラ砂漠'''がある。
 
アフリカの中部を赤道が通っている。そのため、アフリカの赤道のちかくの地域は、標高が高い地域をのぞけば、ほとんどが熱帯である。
 
アフリカ中部を赤道が通っている。のギニフリカ中部湾岸やコンゴ盆地のあたりの地域は、雨が多く、そのため熱帯林が多い。この熱帯林の地域の農業では、いも類やバナナなどを栽培している。
 
 
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[[File:Belgian Soldier Memorial.jpg|thumb|250px|right|国際連合ルワンダ支援団のベルギー人職員が殺害された事件の記念施設の外観、銃弾の跡が数多く残されている。]]
しかし、第二次大戦後、世界的な独立運動の高まりや民主主義、民族主義の高まりにより、1950年代ごろから、つぎつぎとアフリカの国が独立した。とくに1960年に多くのアフリカ諸国が独立したので、この年は「'''アフリカの年'''(アフリカのとし)と言われている。
 
ヨーロッパ各国の植民地の境界線は、ヨーロッパ諸国のつごうにより、緯度や経度によって引か国境が決められたので、アフリカの国境は直線的であった。それらの境界線が、独立後のも国境として残っている。
 
このため、一つの国内に多くの民族が居るので、民族どうしの対立や、領土をめぐる対立など、紛争や内戦のある国も多い。
 
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== ギニア湾岸 ==
[[File:Limites du golfe de Guinée-fr.svg|thumb|図のAのあたりの海域がギニア湾。]]
ガーナはアフリカ中西部のギニア湾の沿岸部にあり、高温多雨の地域であり農業がさかんで、'''カカオ'''の生産地として世界でも有数。カカオはチョコレートの原料の食物。コートジボワールについで、ガーナはアフリカではカカオの生産量が多い。カカオは元々は南アメリカ州の作物だったが、植民地時代にヨーロッパ人がアフリカに持ち込んだ
 
なお、生産量の世界1位はコートジボワール(ギニア湾の沿岸国)の約30%、ガーナは、世界でも上〜3位くらいのカカオ生産地約15%。東南アジアのインドネシアも15%くらいある
 
コートジボワールについで、ガーナはアフリカではカカオの生産量が多い。カカオは元々は南アメリカ州の作物だったが、植民地時代にヨーロッパ人がアフリカに持ち込んだ。
 
なお、生産量の世界1位はコートジボワール(ギニア湾の沿岸国)の約30%、ガーナは2位〜3位くらいで約15%。東南アジアのインドネシアも15%くらい。
 
== 産業 ==
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さらに近年は、コバルトやクロムなどの'''希少金属'''(きしょうきんぞく、'''レアメタル''')であるガリウムやコバルトなどが採掘されている。パソコンや携帯電話などの電子機器にもレアメタルは使われている。
 
 
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法律による差別は無くなったが、満足な教育を受けていない黒人も多く、賃金の高い職につけない黒人も多いなど、なかなか上手くはいってない。
 
近年の南アフリカ共和国では、治安が悪化している。とくに、最大の都市のヨハネスバーグ(ヨハネスブルグ)は治安が悪い。
 
なお、2010年には、サッカーのワールドカップが南アフリカ共和国で開かれた。
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== 都市化とスラム ==