「DOS入門」の版間の差分

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日本語版なので、この場合jaプリフィクスは不要。常体と敬体の混用を修正。
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<!-- DOS -->
== MS-DOS、PC DOSとは? ==
 
MS-DOS、PC DOSは、パーソナルコンピュータ(PC)において、グラフィカルユーザインターフェイス([[w:GUI|GUI]])が普及するまでかなり用いられたキャラクタインターフェイス([[w:CUI]])オペレーティングシステムである。詳しくは、姉妹プロジェクトのウィキペディアの[[w:MS-DOS|MS-DOS]]を参照。
 
== MS-DOS、PC DOSの歴史 ==
 
IBMが初代IBM PC用のOSの開発を米国マイクロソフト本社に委託し、PC DOSが開発された。その後、PC DOSをベースにマイクロソフトが他社にOEM供給したものは、MS-DOSとされた。
 
=== DOSの変遷 ===
 
; MS-DOS
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: バージョン3.31からバージョン7.03 (バージョン8.1は[[w:GNU General Public License|GPL]]違反により消滅)
 
=== 現代のDOS ===
 
MS-DOS、PC DOSは、オペレーティングシステムとしてはほとんど使われなくなったが、Microsoft Windowsのコマンドプロンプトとして、また、[[w:ja:Microsoft Windows 8|Windows8]]からは、[[w:ja:cmd.exe|コマンドプロンプト]]の他に[[w:ja:Windows PowerShell|Windows PowerShell]]も追加され、そのコマンド体系は残っている。
 
その他、有志によって「自由なDOS」を作る計画が始まってFreeDOSが生まれた。
 
== DOSの概念 ==
 
=== ディスク・ファイル ===
; ディスクドライブ (A, B, C, D, ... Z)
: ディスクドライブには「ドライブレター」というアルファベットのドライブ文字が割り当てられ、「Aドライブ」などと呼ぶ。[[w:PC/AT|PC/AT]]アーキテクチャではフロッピーディスクドライブにはAまたはBの文字が、ハードディスクドライブやCD-ROMドライブにはC以降の文字が割り当てられる。[[w:PC-9800シリーズ|PC-98]]アーキテクチャでは、フロッピーディスク、ハードディスクを問わず起動ドライブがAドライブとなり、その後B、C、Dと順番に割り当てられていく。CONFIG.SYSのLASTDRIVEで上限を設定できる。</br> なお、現代のパソコンで内蔵ドライブの多くがCドライブになるのは、このMS-DOSの設定で、A・Bドライブが[[w:ja:フロッピーディスクドライブ|フロッピーディスクドライブ]]、更に詳しく書くと、AドライブがMS-DOSのフロッピーディスク用のドライブ、Bドライブがその他のフロッピーディスク用のドライブ用で、Cドライブが[[w:ja:ハードディスク|ハードディスクドライブ]]用と割り振られているからである。決してCドライブの"C"は「computer」の"C"ではないのです。コンピューターの記憶装置として普及したフロッピーディスクから順番に割り振っていったらハードディスクのドライブレターが"C"になったということぎない。なお、フロッピーディスクドライブがA・Bと二つ割り振られているのは、当時、AドライブでMS-DOSを読み込みながらBドライブのフロッピーディスクの作業をしていたからである。<br> また、[[w:ja:ソリッドステートドライブ|SSD]]は[[w:ja:ハードディスク|ハードディスクドライブ]]の代替であるから、[[w:ja:ハードディスク|ハードディスクドライブ]]と同じCドライブである。
; カレントドライブ
: カレントドライブとは、対象となっているドライブのことである。カレントディレクトリとともに操作対象のディレクトリを指定する。「C:」や「D:」などのコマンドで変更できる
; ディレクトリ
: ファイルを階層化して管理する概念としてディレクトリと呼ばれるものがある。バージョン1には、ディレクトリの概念がない。なお[[w:Windows|Windows]]ではフォルダと呼ぶ。
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High Memory Areaに常駐させるための<tt>LOADHIGH</tt>文 (省略記法: <tt>LH</tt>) が用意されている。
 
=== MSDOS.SYS ===
 
MSDOS.SYSはCONFIG.SYS、AUTOEXEC.BATと違い、編集できる場所が限られている。もし、編集してはならない場所を編集した場合、MS-DOSが起動できなくなるケースが多い。