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高等学校化学Ⅱ/機能性高分子 2016年1月5日 (火) 00:17‎ より、生分解性樹脂について。
熱可塑性プラスチック
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生分解性樹脂の成分は、種類にもよるが、おもに、タンパク質の生分解樹脂もあれば、あるいは、乳酸(にゅうさん)をもとに得られるポリ乳酸や、あるいはグリコール酸をもとにポリグリコール酸のものや、あるいはデンプンやセルロース、キトサンなどからつくられるものがある。微生物などの作用によって、これらの生分解性樹脂は、しぜんに分解される。
 
外科(げか)手術用の縫合糸(ほうごうし)に、抜糸(ばっし)の必要がないため、ポリ乳酸やポリグリコール酸の糸が使われている(※ 高校理科の啓林館、東京書籍の検定教科書に記述あり)。
:[[File:PLA from lactic acid & lactide.png|300px|thumb|ポリ乳酸の合成]]
 
外科手術用の縫合糸に、抜糸の必要がないため、ポリ乳酸やポリグリコール酸の糸が使われている(※ 高校理科の啓林館、東京書籍の検定教科書に記述あり)。
 
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=== 熱可塑性と熱硬化性 ===
プラスチックの種類のうち、高温に熱すると柔らかくなり、冷やすとかたくなるプラスチックを'''熱可塑性プラスチック'''(ねつかそせいプラスチック)という。
 
 
いっぽう、別の種類のプラスチックとして、加熱しても軟化せず、加熱によってかたくなり、また、冷やしても軟化しないプラスチックを'''熱硬化性プラスチック'''(ねつこうかせいプラスチック)という。
プラスチックのことを「樹脂」(じゅし)あるいは「合成樹脂」(ごうせいじゅし)とも言う。
 
 
* 熱可塑性プラスチックの一覧
:'''ポリスチレン''' - 発砲スチロールなど
:ポリ酢酸ビニル - 接着ボンド
:ポリエチレン - スーパーマーケットなどで渡される透明のレジ袋は、ポリエチレン製である場合が多い。
:ポリプレピレン -
:ポリ塩化ビニル -
:'''ポリエチレンテレヒタラート''' - ペットボトルの材料
 
これらのプラスチックが、熱可塑性である。
 
塩化ビニルは、燃やすと有害な気体がでるので、無理に、これらのプラスチックの加熱の実験しなくて良い。
 
 
* 熱硬化性プラスチックの一覧
:フェノール樹脂 -
:尿素樹脂(にょうそ じゅし)、「ユリア樹脂」ともいう、
:メラミン樹脂
:アルキド樹脂
 
 
=== 導電性高分子 ===
2000年にノーベル化学賞を白川英樹(しらかわ ひでき)が取ったことでも有名な導電性高分子(どうでんせい こうぶんし)とは、
ポリアセチレンに、少量のヨウ素や臭素(しゅうそ)を加えたものである。
 
 
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