「C++/C++特有の概念」の版間の差分

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== コンソール入出力 ==
Cでコンソール入出力する場合、
printf関数やscanf関数を使った。
 
C++では、
改善された新しい方法で
コンソール入出力を行うことができる。
入出力演算子である出力演算子<<と入力演算子>>を使う。
これらはビット単位のシフト演算子としても使われるが、
C++で新たな機能が追加された。
 
入出力演算子を使うには、
<iostream>ヘッダをインクルードする必要がある。
 
コンソールへの出力は次のように行う。
<source lang="cpp">
cout<<式;
</source>
<<演算子を複数使うことで、
複数の項目を出力することもできる。
 
キーボードからの入力は次のように行う。
<source lang="cpp">
cin>>変数;
</source>
scanf関数ように&が付いていないことに注意。
複数の項目を入力するには、
空白文字(スペース、タブ、改行)で区切る必要がある。
 
入出力演算子は、
演算子オーバーロードの例でもある。
 
<source lang="cpp">
//例 コンソールへの出力
#include <iostream>
using namespace std;
 
int main()
{
int i=1234;
cout<<"iの値は"<<i<<"です"<<endl;
return 0;
}
</source>
 
<source lang="cpp">
//例 コンソールから入力
#include <iostream>
using namespace std;
 
int main()
{
int i;
cout<<"整数を入力してください。"<< endl;
cin>>i;
cout<<"入力された値は"<<i<<"です。"<<endl;
return 0;
}
</source>