「中学校英語/3年」の版間の差分

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<small> [[中学校英語]] > 第3学年</small>
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==第3学年==
<!-- 本文と区分けはこれからの課題ということで……。 -->
 
助動詞とは動詞を補って新たな意味を付け加える語である。助動詞は通常動詞の原形の前につく。よく用いられる助動詞として
<!-- 本文と区分けはこれからの課題ということで... 。 -->
;can:できる、かもしれない
;may:してもよい、かもしれない
;must:しなければならない、にちがいない
;should:すべきだ
;will:するつもりだ、だろう
などがあげられる。他に連語として用いられ助動詞と同じような使われ方をするものもある。これらの多くは文法的には助動詞ではなく、形容詞や動詞などで書かれるものだが、ここでまとめておく。
;be able to:できる
助動詞には過去形も存在する。しかし、助動詞の過去形は通常それ自体が定まった意味を持つため必ずしも対応する助動詞の過去の意味になるとは限らない。よく使われる助動詞の過去形として
;can:could
;may:might
;will:would
などがある。mightやwouldやcouldは対応する助動詞と似た意味で使われより丁寧な含みを持たせた意味で使われることがよくある。これらの意味合いについては[[w:仮定法|仮定法]]を参照。仮定法は[[高等学校英語 英語I]]の範囲である。
 
今までは主語が動作をすることを表す文を扱ってきた。ここでは主語が動詞で指定された動作をされることを表す文を扱う。このような文を[[w:受身 (言語学)|受動態]]と呼ぶ。これに対応して、主語が動詞で指定された動作をする文を[[w:能動態|能動態]]と呼ぶ。受動態を作るときには
 
:S V O.
 
 
助動詞とは動詞を補って新たな意味を付け加える語である。
助動詞は通常動詞の原形の前につく。よく用いられる助動詞として
can: 〜できる、〜かもしれない
may: 〜してもよい、〜かもしれない
must: 〜しなければならない、〜にちがいない
should: 〜すべきだ
will: 〜するつもりだ、〜だろう
などがあげられる。他に連語として用いられ助動詞と同じような使われ方をするものもある。
これらの多くは文法的には助動詞ではなく、形容詞や動詞などで書かれるものだが、
ここでまとめておく。
be able to: 〜できる
助動詞には過去形も存在する。しかし、助動詞の過去形は通常それ自体が定まった意味を持つため
必ずしも対応する助動詞の過去の意味になるとは限らない。よく使われる助動詞の過去形として
can: could
may: might
will: would
などがある。 mightやwouldやcouldは対応する助動詞と似た意味で使われより丁寧な含みを
持たせた意味で使われることがよくある。これらの意味合いについては[[w:仮定法]]を
参照。仮定法は[[高等学校英語 英語I]]の範囲である。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
今までは主語が動作をすることを表す文を扱ってきた。ここでは主語が動詞で指定された動作を
されることを表す文を扱う。このような文を[[w:受動態]]と呼ぶ。これに対応して、
主語が動詞で指定された動作をする文を[[w:能動態]]と呼ぶ。受動態を作るときには
S V O.
で書かれる能動態の文章に対して
:O be動詞 Vの過去分詞 by S .
のようにして作られる。ここである動詞の過去分詞は規則動詞では動詞の過去形と同じ形である。一方、不規則動詞では固有の形を持っており、これらも不規則動詞の過去形と同様動詞ごとに覚えるしかない
一方、不規則動詞では固有の形を持っており、これらも不規則動詞の過去形と同様動詞ごとに
覚えるしかない。
 
通常、能動態を受動態に変化させるときには能動態の主語は前置詞byを用いて表される。しかし、they、somethingなど、元々能動態の文の主語にそれほど強い意味がなく、単に文法的に主語が必要だからそこに置かれていたようなときには、文中で
:by S
表される。しかし、they、somethingなど、元々能動態の文の主語にそれほど強い意味がなく、単に文法的に主語が必要だから
そこに置かれていたようなときには、文中で
by S
の部分を省略することができる。
 
一般に日本語の文を単に英語に直すと、受動態の文を多く使ってしまいがちになるといわれている。しかし、日本語にとって自然な文でも英語で同じ使い方をしたときにそれが自然な使い方にならない場合もあることには注意する必要がある。
しかし、日本語にとって自然な文でも英語で同じ使い方をしたときにそれが自然な使い方にならない
場合もあることには注意する必要がある。
 
 
受動態を助動詞と組み合わせて用いることもできる。このときには
:O be動詞 Vの過去分詞 by S .
のような文は
:O 助動詞  be Vの過去分詞 by S .
というようになる。これはbeがbe動詞の原形であることを用いているといえる。
 
あるものがどこかに存在することを、特にThere is -.などによって書かれる文で表すことができる。一般にはこの文は
:There Sに対応するbe動詞 S 場所を表す[[前置詞]] 名詞.
のように書かれる。このような文の主語はthereだと思われがちだが、文法的にはこの文の主語はbe動詞の後に現れる名詞が主語である。そのため、この名詞が複数である場合にはbe動詞としてareが用いられる。この文は過去形と組み合わせて使うこともでき、また助動詞とともに用いることもできる。
 
''There is ... .''の文は単にある地点に物体が存在していることを述べる文であるため、「~はそこだ(です)」といった「そこ」という場所を強調したい文を作るときには使えない。その場合
 
:There is the book.(本があります。)
 
 
 
 
 
 
あるものがどこかに存在することを、特にThere is 〜. などによって書かれる文で表すことができる。
一般にはこの文は
There Sに対応するbe動詞 S 場所を表す[[前置詞]] 名詞.
のように書かれる。このような文の主語はthereだと思われがちだが、文法的にはこの文の主語は
be動詞の後に現れる名詞が主語である。そのため、この名詞が複数である場合には
be動詞としてareが用いられる。この文は過去形と組み合わせて使うこともでき、また
助動詞とともに用いることもできる。
 
 
There is ... .の文は単にある地点に物体が存在していることを述べる文であるため、
「~はそこだ(です)」といった「そこ」という場所を強調したい文を作るときには使えない。その場合
There is the book.(本があります。)
ではなく、
:The book is there.(本はそこにあります。)
などとして''(「(探していた)本がそこにある。''などの意味を表せばよい。
 
 
 
 
 
===読解練習===
106 ⟶ 56行目:
あなたはこれまでに空にあるもの、例えば太陽、月、星について考えたことがあるだろうか? 人々は長いこと空を見上げて、それらがどんなものであるかを知ろうとしてきた。我々は(地球の外の)宇宙について知るための、新しい方法を探し続けてきたのである。
 
:'''wonder'''はthinkと似た意味の言葉だが、より不思議に思うようなイメージが強い言葉である。記号-は[[w:ダッシュ|ダッシュ]]と呼ばれ、ここではコロンと近い意味で用いられる。次の文で''have been watching ...''は現在完了の文であり、ここでは継続の意味で用いられており、「(ずっと)見て来た」という意味である。次の''trying to ...''は分詞構文であり、この動詞'''try'''の主語は前の文の主語と同じでpeopleである。詳しくは[[高等学校英語]]を参照。特にこの場合は補う接続詞の例として〈一方……である〉という意味の'''while'''があげられる。''figure out''は2つの単語を組み合わせて特に''理解する''という意味を表わす。このような語は句動詞と呼ばれる。組み合わさった後の語の意味は動詞と副詞の意味を考えればわかるものも多く、句動詞によく用いられる基本的な副詞それぞれのイメージを掴んでおけば役に立つ。それでも意味から推察できない場合は多く、それらの場合は個別に記憶するしか無い。
:''keep -ing''は〈〜をし続ける〉という意味の表現である。ここで、keepに対する目的語として不定詞の名詞的用法を用いることは出来ず必ず動名詞を用いなくてはいけない。
 
119 ⟶ 69行目:
:''rock or gas that move ...''のthatは関係代名詞の'''that'''である。この部分の意味は「動いている石やガス」となり、that以下の表現はrockとgasの両方を修飾している。次の文では''on one we call the Earth''という表現があるが、ここにはoneの後に関係代名詞が省略されている。実際には関係代名詞のthatとwhichは省略される場合が多いのである。そのため、上の表現は、「我々が地球と呼んでいるあるもの(惑星)」の様になる。関係代名詞が省略できる条件については[[高等学校英語]]を参照。また、'''Earth'''は地球という意味の単語だが、この名詞は通常冠詞としてtheを伴う。これは地球が1つしかないことが知られているため、会話にでて来るEarthが常に特定されているものと考えられるからである。更に、この文では''the Earth, which moves''という様に文が続いている。ここで現われたwhichも関係代名詞であるが、特にEarthのような固有名詞を修飾するときには前の名詞と関係代名詞の間にカンマが必要となる。この用法は〈関係代名詞の非制限用法〉と呼ばれるが詳しくは[[高等学校英語]]の範囲である。
:同じ文中で''a star we call ...''では再び関係代名詞thatが省略されている事に注意。次の文は''There ...''の文であり、主語はplanetsである。ここで、''planets moving around ...''のmovingは現在分詞の形容詞的用法であり、planetsを修飾している。この用法は[[中学校英語]]の範囲である。同じ文の最後で''as well''は連語として用いられ''同じ様に''という意味になる。後に''as well as''などの表現が[[高等学校英語]]で紹介されるが、こちらの用いられ方は異なっている。
:次の文で'''all'''はthingsを修飾する形容詞であるが、allは〈全ての〉という意味で修飾を受けた語は複数形となる。似た意味の語で'''every'''があるが、この語に修飾された名詞は単数形を用いなくてはならないので注意が必要である。'''together'''は〈全て合わせて、一緒に〉というような意味の副詞である。''are called''はcallの受動態である。callは目的語を2つ取ることが出来る動詞であるので、2つの目的語のどちらかを主語にして受動態を作ることになるが、ここでは間接目的語を主語にしている。<!-- 余談だが間接目的語を関接目的語と書いてしまいがちなので注意。 -->次の文では等位接続詞'''so'''が用いられている。soは接続詞として使われたときは〈だから〉という意味を表わす。話をつなげるのに便利であるため英語で話したり書いたりするときに多用されがちだが、soは原因と理由でつながれる関係でしか用いられないので、単に日本語でいう''〜〈……''のように意味の並列に近い文の接続に用いることは出来ないことに、注意が必要である。次の文でrealizeはthinkと近い意味だが、〈発見する〉といった意味に用いられる。realizeは''realize that ...''の形でthat節を目的語として取る。この時には、〈(that節以下のことを)知った〉という様な意味になる。
:次の文で、They thought everything movedではthoughtの後にthat節を作るthatが省略されており、everythingとmovedはそれぞれthat節の主語と術語である。
 
次の文で、They thought everything movedではthoughtの後にthat節を作るthatが
省略されており、everythingとmovedはそれぞれthat節の主語と術語である。
<!--
>< 文中でincluding the Sunの部分はthat節の中にある分詞構文であり、
130 ⟶ 78行目:
??
-->
:次の文でseemはbe動詞と同じ使われ方をして、補語を取る動詞である。意味は〈〜に見える〉となる。'''sensible'''はやや難しい単語であるが、〈分別がある〉という意味である。似たつづりの語で'''sensitive'''は〈細かすぎる、敏感な〉などの意味であり、使いわけに注意が必要である。feelは〈感じる〉という意味の動詞である。よく使われる単語で不規則動詞であり、過去形はfeltである。また、''as if ...''は次に節を取って〈まるで……の様に〉という意味になる。この表現は実際にはそうでないものを節の内容として取ることがあり、そのときには節の中味は[[w:仮定法|仮定法]]の表現になる。ここでは、実際に地球が動いていることから仮定法を用いていないようである。仮定法は割合進んだ文法であるので、詳しくは[[高等学校英語]]を参照。最後のdoes it?は付加疑問文であり、itはthe Earthであり、doesはfeelに対応する。
次の文でseemはbe動詞と同じ使われ方をして、補語を取る動詞である。意味は
''〜に見える''となる。sensibleはやや難しい単語であるが、''分別がある''
という意味である。似たつづりの語で''sensitive''は''細かすぎる、敏感な''などの
意味であり、使いわけに注意が必要である。feelは''感じる''という意味の動詞で
ある。よく使われる単語で不規則動詞であり、過去形はfeltである。また、
as if - は次に節を取って''まるで〜の様に''という意味になる。この表現は
実際にはそうでないものを節の内容として取ることがあり、そのときには
節の中味は[[w:仮定法]]の表現になる。ここでは、実際に地球が動いていることから
仮定法を用いていないようである。仮定法は割合進んだ文法であるので、
詳しくは[[高等学校英語]]を参照。
最後のdoes it?は付加疑問文であり、itはthe Earthであり、doesはfeelに対応する。
 
About 500 years ago, however, a man we call Copernicus suggested that all
the planets moved around the Sun. Then, about 100 years later, a man
called Galileo began looking at the sky with a new invention: the
telescope. He showed that it was very likely that all the planets moved
around the Sun. Soon, more and more people started using telescopes to
study the sky. They began to learn how the planets and the other things in
the Solar System moved.
 
しかし、500年前には我々が[[w:コペルニクス]]と呼ぶ男が全ての惑星が太陽の周りを動いていることを
提唱した。それからおよそ100年後、[[w:ガリレオ]]と呼ばれる男が望遠鏡という新しい発明物を
用いて空を観察し始めた。そして彼は、全ての惑星が太陽の周りを動いていることが非常にありそうな
ことだということを示したのである。そのあとすぐに、より多くの人々が空を研究するために望遠鏡を
使い始めた。彼らは太陽系内の惑星やそれらの物体がどのように動いているかを調べ始めたのである。
 
最初の文でagoは、- agoとして用いられ、''〜だけ前の''という意味を表わす。
上の用法では''500年前の''という意味である。この語を用いたときには、
文の術語は必ず過去形になる。更に、500 yearsの前のaboutは、''およそ''という
意味を持っており、前置詞のaboutとは異なっている。
a man we call ... のmanとweの間には、
thatが省略されており、関係代名詞thatの省略である。文の術語である
suggestは、''提案する''と訳されることが多い。訳語は堅い感じがするが、
似た意味のinsistなどよりも弱い語感があり、よく用いられる。
suggestもthat節を目的語として取る語である。aroundは''〜の回りを''という
意味の前置詞である。
 
About 500 years ago, however, a man we call Copernicus suggested that all the planets moved around the Sun. Then, about 100 years later, a man called Galileo began looking at the sky with a new invention: the telescope. He showed that it was very likely that all the planets moved around the Sun. Soon, more and more people started using telescopes to study the sky. They began to learn how the planets and the other things in the Solar System moved.
次の文でa man called Galileoのcalledは、関係代名詞の省略ではなく、
形容詞的に用いられた過去分詞で、manを修飾している。この文の動詞はbeginの
過去形beganだが、beginは目的語として動名詞と不定詞の両方を取ることが出来る
動詞である。また、look at -は、1つの定まった表現で''〜を見る''の意味である。
この文のwithは''〜を用いて''の意味である。inventionは、少し難しい単語だが、
''発明''という意味である。コロンの後に続く単語はここではinventionの中味を
表わしており、telescopeは、''望遠鏡''のことである。
 
しかし、500年前に我々が[[w:ニコラウス・コペルニクス|コペルニクス]]と呼ぶ男が全ての惑星は太陽を回っていることを提唱した。それからおよそ100年後、[[w:ガリレオ・ガリレイ|ガリレオ]]と呼ばれる男が望遠鏡という新しい発明を用いて空を観察し始めた。そして彼は、全ての惑星が太陽を回っていることが非常にありそうなことだということを示したのである。そのあとすぐに、より多くの人々が空を研究するために望遠鏡を使い始めた。彼らは太陽系内の惑星やそれらの物体がどのように動いているかを調べ始めたのである。
次の文でshowは、過去形showedを持つため、規則動詞と思われがちだが、
過去分詞はshownが用いられるので、不規則動詞である。
<!-- ただし、現在ではshowedも過去分詞と認められつつあるようである。
が、実際のところはよくわからない。 -->
showもthat節を目的語として取る動詞であり、''〜を示す''という意味の単語である。
この文中で、it was very likely that - という部分があるが、likelyは、
形容詞で''〜がおこりそうな''という意味がある。[[w:対義語]]として、
unlikelyがある。この文のthat以下は実際にはitの部分に置かれる内容であり、
この中味そのものがwasに対する主語である。しかし、この部分を主語にすると
主部が非常に長くなり、おさまりが悪くなるという意味で、代わりにitが主語として
用いられ、that節は後にまわされる。この時に用いられるitを形式主語という。
形式主語はIt is -a- to -b-.の文で既に用いられたが、ここでは不定詞の
代わりではなく、that節の代わりに用いられている。
that節の代わりの形式主語は、[[高等学校英語]]の範囲である。
 
;語句
次の文でsoonは''すぐに''という意味である。more and moreは、比較級を用いた
:;[[:wikt:about|about]]:(adv) およそ
注意すべき用法だが、[[高等学校英語]]の範囲であるので詳しくは述べない。
:;[[:wikt:ago|ago]]:(adv) ……だけ前の
ここでの意味は''ますます多くの''という意味である。start usingで、
:;[[:wikt:suggest|suggest]]:(vt) 提案する、提唱する
startは目的語として動名詞と不定詞の両方を取る動詞であり、最後のto study -
:;[[:wikt:about|about]]:(prep) ……の回りを
は、不定詞の副詞的用法であり、''〜を研究するために''という意味である。
:;''[[:wikt:look at|look at]]'':……を見る
studyは、''勉強する''という意味があるが、どちらかといえば、
:;[[:wikt:invention|invention]]:(n) 発明
''一生懸命学ぶ''という意味であり、単に知識を得るという意味では
:;[[:wikt:telescope|telescope]]:(n) 望遠鏡
learnが用いられる事が多い。次の文でhow - という表現は疑問詞を用いた
:;[[:wikt:show|show]]:(vt) 示す
節を用いた表現で、やや難しい文法である。この表現自体も高等学校英語
:;[[:wikt:likely|likely]]:(a) ……が起こりそうな
の範囲なので、簡単な解説にとどめる。詳しくは[[高等学校英語]]を参照。
::(ant.) [[:wikt:unlikely|unlikely]]
文中で名詞の代わりとして、疑問詞の節がつらなる用法では、対応する疑問詞を用いた
:;[[:wikt:soon|soon]]:(adv) すぐに
疑問文で尋ねられる内容が名詞として与えられる。ここでは、
:;[[:wikt:more and more|more and more]]:ますます多くの
how the planets movedと文が続いているため、''どのように惑星が動いているのか''
:;[[:wikt:how|how]]:(adv) どのように
という意味になる。''How does the planets move?''で、
;解釈
''どのように惑星が動いているのだろうか?''という疑問文になることに注意。
:最初の文で''About 500 years ago''は〈約500年前の〉という意味である。'''ago'''を用いたときには、文の術語は必ず過去形になる。更に、500 yearsの前の'''about'''は、〈およそ〉という意味を持っており、前置詞のaboutとは異なっている。''a man we call ...''のmanとweの間には、thatが省略されており、関係代名詞thatの省略である。文の術語であるsuggestは、〈提案する〉と訳されることが多い。訳語は堅い感じがするが、似た意味のinsistなどよりも弱い語感があり、よく用いられる。suggestもthat節を目的語として取る語である。
疑問詞howは''どのように〜''という意味で手段や方法を聞く疑問詞である。
:次の文で''a man called Galileo''のcalledは、関係代名詞の省略ではなく、形容詞的に用いられた過去分詞で、manを修飾している。この文の動詞はbeginの過去形beganだが、beginは目的語として動名詞と不定詞の両方を取ることが出来る動詞である。この文のwithは〈……を用いて〉の意味で、''new invention''を用いて宙を見るということである。コロンの後に続く単語はここではinventionの中味で、望遠鏡のことである。
:次の文で'''show'''は、過去形showedを持つため、規則動詞と思われがちだが、過去分詞はshownが用いられるので、不規則動詞である。<!-- ただし、現在ではshowedも過去分詞と認められつつあるようである。が、実際のところはよくわからない。 -->showもthat節を目的語として取る動詞である。この文中で、''it was very likely that ...''という部分がある。この文のthat以下は実際にはitの部分に置かれる内容であり、この中味そのものがwasに対する主語である。しかし、この部分を主語にすると主部が非常に長くなり、おさまりが悪くなるという意味で、代わりにitが主語として用いられ、that節は後にまわされる。この時に用いられるitを形式主語という。形式主語は''It is -a- to -b-.''の文で既に用いられたが、ここでは不定詞の代わりではなく、that節の代わりに用いられている。that節の代わりの形式主語は、[[高等学校英語]]の範囲である。
:more and moreは、比較級を用いた注意すべき用法だが、[[高等学校英語]]の範囲であるので詳しくは述べない。ここでの意味は''ますます多くの''という意味である。start usingで、startは目的語として動名詞と不定詞の両方を取る動詞であり、最後の''to study ...''は、不定詞の副詞的用法であり、〈……を研究するために〉という意味である。studyは、''勉強する''という意味があるが、どちらかといえば、〈一生懸命学ぶ〉という意味であり、単に知識を得るという意味ではlearnが用いられる事が多い。次の文で''how ...''という表現は疑問詞を用いた節を用いた表現で、やや難しい文法である。この表現自体も高等学校英語の範囲なので、簡単な解説にとどめる。詳しくは[[高等学校英語]]を参照。文中で名詞の代わりとして、疑問詞の節がつらなる用法では、対応する疑問詞を用いた疑問文で尋ねられる内容が名詞として与えられる。ここでは、''how the planets moved''と文が続いているため、〈どのように惑星が動いているのか〉という意味になる。''How does the planets move?''で、「どのように惑星が動いているのだろうか?」という疑問文になることに注意。
 
<!--
Now, we send rockets into space to learn more. Astronauts travel around the Earth. Some of them have landed on the the Moon. Robots can fly to other planets to take pictures. We can see things that people like Copernicus and Galileo could only dream about. We can use very strong telescopes to see what has happened to other stars. We compare pictures of distant stars with pictures of the Sun. We can use thousands of pictures of the planets to learn more about Earth. We use what we learn about all the things in the Solar System to figure out how it was formed. We can also guess what might happen to it in the future.
Now, we send rockets into space to learn more. Astronauts travel around
the Earth. Some of them have landed on the the Moon. Robots can fly to
other planets to take pictures. We can see things that people like
Copernicus and Galileo could only dream about.
We can use very strong telescopes to see what has happened to other stars.
We compare pictures of distant stars with pictures of the Sun. We can use
thousands of pictures of the planets to learn more about Earth. We use
what we learn about all the things in the Solar System to figure out how
it was formed. We can also guess what might happen to it in the future.
 
現在では我々は宇宙についてより多くを知るためにロケットを打ち上げている。宇宙飛行士は地球の周り(の宇宙 ??)を探索している。そのうちの何人かは月に着陸した。ロボットが写真を撮るために別の惑星に向かって飛んでいる。我々はコペルニクスやガリレオのような人々が夢想することしかできなかったものを見ることができるのである。我々は別の星で何がおこったかを観測するために、非常に強力な望遠鏡を用いることができる。我々は遠くの星の写真と太陽の写真を比較する。我々が地球についてさらに多くを知るために何千もの惑星の写真を使うことができる。[[w:系外惑星]]は最近見つかり始めたもので、何千と見つかっている訳ではない。しかし、写真自体は地球以外に少なくとも一つ惑星があれば(火星等でも可)何枚でもとることができるので文章自体が間違いという訳ではない。
現在では我々は宇宙についてより多くを知るためにロケットを打ち上げている。宇宙飛行士は
地球の周り(の宇宙 ??)を探索している。そのうちの何人かは月に着陸した。
ロボットが写真を撮るために別の惑星に向かって飛んでいる。我々はコペルニクスやガリレオのような
人々が夢想することしかできなかったものを見ることができるのである。
我々は別の星で何がおこったかを観測するために、非常に強力な望遠鏡を用いることができる。
我々は遠くの星の写真と太陽の写真を比較する。我々が地球についてさらに多くを知るために
何千もの惑星の写真を使うことができる。
[[w:系外惑星]]は最近見つかり始めたもので、何千と
見つかっている訳ではない。しかし、写真自体は地球以外に少なくとも一つ惑星があれば
(火星等でも可)何枚でもとることができるので文章自体が間違いという訳ではない。
 
我々は太陽系がどのように作られたかを理解するために、太陽系について学んできた全てのことを用いる。我々は未来に我々の太陽系に何がおこるかを予測することもできる。
我々は未来に我々の太陽系に何がおこるかを予測することもできる。
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