「学習方法/高校地学」の版間の差分

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→‎数学が苦手な高校生への場合の進路: 理学部地球科学科志望を貫けるために必要な事
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地学などの理学部の大学教育では、「物理学が根本の原理」だと重視するわりに、機器の原理の機械工学も電子工学も勉強しないことを疑問に感じない科学者が日本には多いと感じますが、まあ、国民がそれを納得してるんだから、大衆たちの好みに会わせたほうが、あなたたち読者は学問の商売をしやすいと思います。
 
=== 数学が苦手な高校生の場合の進路 ===
「数学が苦手だが、地学が好きで大学でも勉強したい。地形がらみの仕事をしたい。」という人は、地理学科<ref>地理学科は大学により設置学部が大きく異なることに注意を払う必要がある。東日本では主に理学部に、西日本では主に文学部に設置されているが、例外もあるので、進学を検討している大学でどの学部に設置されているかは各自確認しておくこと。</ref>
か教育学部の理科系を目指すのが安全なのかもしれない。ただ、あくまで安全策であり、数学が苦手であろうと、大学でも地学を勉強したいという強い意志をもつ人が理学部地球科学科を志望する選択肢を否定しているわけではない。ただし、大学進学後も数学・物理・化学などの知識や計算は不可欠<ref>センターのみ必要だったりそもそも受験で不要だったりする科目があっても、大学進学後に新たに学ぶ必要のある内容は数多い。</ref>なので、少しでも苦手に思う場合は人一倍の努力(やる気・根気・年期)を続けること。
か教育学部の理科系を目指すのが安全なのかもしれない。
 
他の学問にもいえるが、進路選択では'''大学進学後に何を勉強・研究するか正しく把握したうえで受験勉強に臨むことが大切'''である。仮に工学部の土木工学科に進んでも、地球内部構造や天文学などは勉強しない。土木工学は、土木構造物(鉄筋コンクリートのビル、ダム、橋梁など)に関する理論や計算などを学習するところである。土木工学科では計算力も強く求められる。仮に土木工学で河川の流体計算勉強するしても、橋梁の構造計算にあたって河川の流体計算を勉強するためであり、地球の河川の成り立ちを調べるわけではない。まして河川の生態系については土木工学では深くは勉強しないだろう。
 
=== 大学の地学専門では、物理学の難解な数式が出てくる ===