「学習方法/中学校国語」の版間の差分

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国語の教科書そのものでも、他教科の知識を取り上げています。
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国語の勉強法も、単に読書だけでなく、漢字の書き取り練習などや、コトワザや慣用句や古語を覚えたりとか、文法を覚えたりとか、バランスよく中学国語の全分野をキチンと勉強してください。そして、体育や美術・音楽、家庭科などの、実技教科も、バランスよく勉強してください。
 
国語の教科書そのものでも、他教科の知識を取り上げています。
 
たとえば、戦争文学などでは、社会科の歴史分野でならう「満州」(まんしゅう)などの歴史的な地名が出ています。中学歴史で「満州事変」(まんしゅう じへん)という事件について、習うでしょう。
 
教科書を見れば、脚注(きゃくちゅう)や文章中などで、他教科でならう用語について解説していたりするので、マジメに5教科を勉強していれば、とくに対策する必要はありませんし、他教科の教科書を読み返す必要もありません。
 
しかし、裏をかえせば、もし、'''国語以外の教科をマジメに勉強せずにサボると、国語教科書の内容を理解できなくなります'''。
 
 
中学国語の漢字の分野では、「契約」(けいやく)や「損害賠償」(そんがい ばいしょう)などの、公民科目でならうような漢字も、中学国語の漢字でも習います。
 
現代の日本に滞在している外国人が書いた文章作品がいくつか、国語教科書で紹介されており、このような作品の読解では、英語の知識も必要です。
 
中学国語では、外国について評論した文章もありますし、外国人の登場する文学作品もあります。当然、そのような作品の読解のためには、中学社会科の地理や歴史などの知識も、中学の英語にくわえて、必要です。
 
そもそも「国語」とは、そういう科目です。「国語」は、実社会で必要になる日本語について勉強するのですから。
 
実社会で働いている大人たちが、彼/彼女たちは中学時代には、すべての教科を中学校で習って予習復習したりして勉強したように、今の中学生も、すべての教科の授業をしっかりと聞いて、予習復習をして勉強する必要があります。
 
 
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そして、そもそも中学「国語」の教育の最終的な目的とは、大人たちの書く文章を、読めるようにする目的の科目でしょう。「国語」は、大人になったら必要になるレベルの日本語について勉強するのですから。
中学国語にある芸術評論では、よく、レオナルド=ダヴィンチの作品が評論で取り上げられますが、読んでみると、高校〜大学の世界史で習うような知識を、ところどころ作中で解説していたりします。
 
しかし、この最終目的は、レベルが高すぎて、高校入試には出せません。(大学入試ですら、出しづらい!!)
 
なので、参考書などで、高校入試に出やすい知識を確認して、書きとり練習などをする必要があるのです。
 
 
== 作文の課題は、マジメに書いて提出すれば良い ==