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将来的に、LET文のある他のプログラミング言語の学習のことを考えて、LET文をつかって上記のプログラムを書いてみましょう。
14 行
の三種類があります。ここでは最初の二種類のBASICを対象にしますが、ほとんどの構文については三つ目の種類のBASICにも「新しいBASIC」と同じことが通用します。違いについてはその都度、注記します。
 
== 古いBASICでのプログラムの入力 ==
BASICで画面に文字を表示するためには '''PRINT''' 文を使います。ただし、新しいBASICを使っている方は、この節は読み飛ばしてもらっても構いません。
 
25 行
の様に入力すると(最後にEnterキーを入力して改行します。機種によってはRETURNキー、CRキーとも言います。以下、同じなので省略します)、'''5''' と計算の結果が表示されます。
 
=== 行番号 ===
古いBASICでは、プログラムは「行番号+命令」の形でかかれます。行番号をつけないで入力すると、前述のように「命令を即実行して、終了」します。先頭に行番号をつけることで初めて、命令を組み合わせた「プログラム」として実行できるようになります。0未満の数や小数、分数は行番号にできません。
 
63 行
のように記述することができます。
 
=== プログラムの編集 ===
エディタのない古いBASICでは、
 
103 行
プログラムの実行は、RUNではなく、エディタのメニューから「実行」を選択します。
 
古いBASICのように「命令を実行して、即終了」するには、中には「直接入力」(例: イミディエイト ウィンドウ )が簡単にできる新しいBASICもありますが、ほとんどの新しいBASICではエディタのメニューから対応した項目を選ぶ必要があります。
 
ここでは行番号付きの古いBASICの書式で説明します。
 
 
 
 
 
= 以下は基本的に古い形式で説明します =
* ここで 古い形式を N-BASIC, MSX-BASIC とします。それ以降のBASICで働くように考慮します。
 
* 説明はストレート一本道で わかりやすくします。具体例を多く入れる。
118 ⟶ 115行目:
* 出来るだけ専門用語を使わない。使うときは説明を入れる。
 
== 最初に ==
* BASICのプログラムは行単位で実行されます。
 
* 行の上から下に向かって実行されます。(分岐などもあり)
 
* STOP命令, END命令で実行が終了します。
 
* 空白に意味があります、注意しましょう。
143 ⟶ 140行目:
マイクロソフト系のBASICでは、アポストロフィーを代わりに使えます。
 
== 表示 PRINT ==
画面に表示させるには PRINT文を使います。
 
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一般的な注意として、PRINT文は高度な内部処理を行う為に処理が遅くなります。
 
== 変数 ==
 
'''変数'''は、数値や文字などのデータを入れておく箱のようなものです。
167 ⟶ 164行目:
変数の名前には、以下のような規則があります。
* アルファベットから始まる。
*: 1ABC などは不可
* アルファベットと数字で構成される。(記号と空白は不可)
*: A:B PI3.14 などは不可
* BASIC内で使用されている命令名と重複しない。
*: PRINT などは不可
* 変数名の大文字と小文字は区別されない。
*: ABCとaBcは同じ変数と解釈される。
また、古いBASICや簡易なBASICでは、機種によって変数名の長さに「2文字以下」「8文字以下」という制限があります。
 
230 ⟶ 227行目:
なのですが、JIS規格BASICを除いて、ほとんどの新旧のBASICを問わず、LETは省略可能です。
 
計算の記号は、足し算・引き算・掛け算・割り算に対しそれぞれ '''+''',、引き算には'''-''',、掛け算には'''*'''、割り算には,'''/''' の記号が割り当てられています。余りは「'''MOD'''」(モジェロ)です。
 
計算は、足し算・引き算・掛け算・割り算に対しそれぞれ '''+''','''-''','''*''','''/''' の記号が割り当てられています。余りは「'''MOD'''」(モジェロ)です。
 
括弧()を使う事が出来ます。計算の順序に迷ったら括弧を使うようにしましょう。
 
100 A=(10+2)/4
 
 
将来的に、LET文のある他のプログラミング言語の学習のことを考えて、LET文をつかって上記のプログラムを書いてみましょう。
 
<pre>
10 LET A=12
20 LET B=3
30 PRINT A+B
40 PRINT A-B
50 PRINT A*B
60 PRINT A/B
70 END
</pre>
 
== 条件分岐 IF THEN ELSE ==
255 ⟶ 264行目:
! 演算子 !! 意味 !! 数学の記号
|-
| A '''=''' B || AとBは等しい || A=B
|-
| A '''>''' B || AはBより大きい || A>B
|-
| A '''<''' B || AはBより小さい || A<B
|-
| A '''>=''' B || AはB以上 || A≧B
|-
| A '''<=''' B || AはB以下 || A≦B
|-
| A '''<>''' B || AとBは等しくない || A≠B
|}
 
437 ⟶ 446行目:
=== 文字列の関数と変換 ===
BASICでは文字列の便利な関数があります。
 
 
 
ASC(x$)