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=== 実験科目について === 大学では、実験科目は、レポート作成などに、授業の時間とは別に、調べごとなどで、かなり長い時間が掛かります。 そのため、他科目の学習時間をうばう可能性
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== 学習の仕方 ==
=== 総論 ===
大学での学習は高校までのような「受験」を意識したものではありません。
各自がそれぞれ身につけたい内容を学ぶものです。
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現在の理系の大学では、大学で習っていない事を自発的にどんどんと勉強すると、試験対策の時間が足りなくなる場合があり、留年などの危険性が高まります。
 
 
 
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あくまで、大学レベルの範囲内で、なるべく低学年の科目から、履修をするのが、オススメです。
 
 
残念ながら日本では、大学によっては、それぞれの科目どうしの教育バランスの調整がとれてない学校もあり、他科目の学習時間をうばいかねない高難度の科目が、ろくに是正されずに、大学がその科目を放置している場合もあります。
 
そのため学生は、防衛上、なるべく単位取得のラクな科目から履修していかざるを得ないのです。
 
 
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ともかく、なるべく低学年むけの、簡単な科目から、履修していってください。
 
 
=== 実験科目について ===
大学では、実験科目は、レポート作成などに、授業の時間とは別に、調べごとなどで、かなり長い時間が掛かります。
 
そのため、他科目の学習時間をうばう可能性があります。
 
なので、必修科目以外の実験科目は、なるべく最小限に済ませるのがオススメです。
 
 
たいてい、1学年に「物理実験」や「化学実験」などの科目があります。しかし、これらの科目ができても、たったの8単位です。
 
特に物理実験は、レポートに数学的な考察が必要だったりして、調べごとも多く、しかも、レポートが手書き指定されている場合がほとんどのため、かなりレポート作成に時間が掛かります。
 
数学的な考察が分からないと「物理実験」科目が不合格になる場合もあり、かなり時間をかけてレポートを書いたあげく、不合格になりかねません。1年の物理実験をせっかく合格して単位取得しても、たったの4単位です。
 
なので、他科目で単位取得したり、どうしても学校の進級基準で実験科目の単位が必要なら、なるべく化学実験で、単位を取得していくのが、オススメです。
 
 
=== 定期試験 ===
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ただし、機材がなければ実験はできませんので、その大学が保有してない設備を用いる実験は、出来ません。
 
いっぽう、理論系はおもしろい研究はとてもおもしろいのですが、外部の人にとっては分かりづらい研究になりがちです。そのため、就活の際、アピールしづらいというデメリットがあります。
 
また、レベルの低い学生では、理論系では、まともなことは何もできないまま終わりますので、もし学力に不安がある学生なら、なるべく実験系をするのがオススメです。