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理系の多くの学科では、物理学が基礎的な科目です。そのため「物理」が1年生の選択科目になっていても、工学部などでは、機械工学科や電気工学科などの、ほとんどの学科で、1年生は「
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=== 第二外国語について ===
理系では、大学で第二外国語が必修の場合もあります。(大学によっては、必修でない場合もある。)
 
もし、それなりに身につけようとすると、学習にかなりの時間が掛かるので、必修科目でないのなら、なるべく履修しないほうが安全である。(いちおう、試験対策のための最低限の勉強だけしても単位は取れるだろうが、あまり精神衛生的に、よくない。)
 
何語を選択するかについて、理系の読むべき文献は英語以外ではドイツ語が多い、ただし数学ならフランス語が多い、いやこれからビジネスに役立つのは中国語だ、などいろいろと言われることがありますが、特に理系の学生の場合、第二外国語が使えるレベルでものになることはほぼ期待できませんので、好きなものを履修すればよいです。どうせ、たかが学校で週に2時間程度習ったくらいでは、流暢な語学なんて身につきません。
 
英語ですら、中学高校あわせて6年間も学んでも、なんとか英語文献を読めても、自分で英語で書いたり話したりするとなると、とても難しいのです。ましてやドイツ語やフランス語なんて、まず、書いたり話したりするようになれるのは絶望的です。また、せっかく第二外国語をより深く習得しても、実用性はかなり限定的です。
 
 
もし、それなりに身につけようとすると、学習にかなりの時間が掛かるので、必修科目でないのなら、なるべく履修しないほうが安全である。(いちおう、試験対策のための最低限の勉強だけしても単位は取れるだろうが、あまり精神衛生的に、よくない。)
 
 
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ともかく、なるべく低学年むけの、簡単な科目から、履修していってください。
 
 
=== 物理学 ===
理系の多くの学科では、物理学が基礎的な科目です。そのため「物理」が1年生の選択科目になっていても、工学部などでは、機械工学科や電気工学科などの、ほとんどの学科で、1年生は「物理」科目を履修するように、推奨するでしょう。
 
 
ですが、残念ながら、現状の大学教育制度では、1年生の「物理」科目の履修には、やや問題点があります。
 
教養部廃止にともなう過大負担化の混乱です。
 
多くの大学で、「物理」の教科書や定期試験の難易度が、教養部のあった時代のまま(つまり、1〜2年で専門科目のなかった時代のまま)だったりする事もあり、そのため、「物理」科目が不合格者を出しやすい難関科目になっている場合があります。
 
なので、なるべく、卒業要件のための理科の単位は、化学や生物などの、いわゆる「暗記科目」で単位取得するのがオススメです。