「OpenOffice.org Basic」の版間の差分

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===== ;整数型 (Integer) =====
:整数型 (Integer) とは、-32768 から32768 の数を表現できる型です。型指定子は、'%' です。
 
:数値計算では、浮動小数点型に比べ速いとされています。また、表現できる範囲を越えた値を代入するとエラーとなります。小数部のある数を代入すると、切捨てではなく、四捨五入した値が代入されます。つまり、'1.4' は、1となり、'1.5' は、'2' として代入されます。
 
===== ;長整数型 (Long) =====
:長整数型 (Long) とは、-2147483648 から 2147483647の数を表現できる型です。型指定子は、'&' です。
 
:数値計算では、浮動小数点型に比べ速いとされています。また、表現できる範囲を越えた値を代入するとエラーとなります。小数部のある数を代入すると、切捨てではなく、四捨五入した値が代入されます。つまり、'1.4' は、1となり、'1.5' は、'2' として代入されます。
 
===== ;単精度浮動小数型 (Single) =====
:単精度浮動小数型とは、3.402823 × 10E38 から 1.401298 × 10E-45 までの値を表現できる型です。型指定子は、'!' です
 
:浮動小数点方式のため、整数部の桁数が増える程、小数部に使える桁数は減り、その精度は落ちます。
 
===== ;倍精度浮動小数型 (Double) =====
:倍精度浮動少数型とは、1.79769313486232 × 10E308 から 4.94065645841247 × 10E-324 までの値を表現できる型です。型指定子は、'#' です
 
:浮動小数点方式のため、整数部の桁数が増える程、小数部に使える桁数は減り、その精度は落ちます。
 
===== ;通貨型 (Currency) =====
:通貨型 (Currency) とは、-922337203685477.5808 から +922337203685477.5807 までの値を表現できる型です。型指定子は、'@' です
 
283 行
:主に、金額計算に利用します。
 
===== ;文字列型 (String) =====
:文字列型 (String) とは、文字を格納するのに用いる型です。型指定子は、'$' です。
 
:UNICODE での値が保持されているため、日本語など、アルファベット以外の文字を代入することもできます。一度に格納できる文字は、最大で65,535文字となります。
 
===== ;日付型 (Date) =====
:日付型 (Date)とは、日付と時刻を示す内部形式の値を表現するための型です。型指定子はありません。
 
295 行
:日付型どうしは、引き算などができます。
 
===== ;真偽型 (Boolean) =====
:真偽型 (Boolean)とは、真 (TRUE)、 偽 (FALSE)、いずれかの状態を表すのに用いる型です。型指定子はありません。
 
302 行
:型宣言を伴わない変数の使用では、'TRUE' ないし'FALSE' を明示的に代入した際、この型として扱われます。
 
===== ;オブジェクト型 (Object) =====;
:UNO (Universal Network Object) などと呼ばれるものであると思います。
 
===== ;変化型 (Variant) =====
:すべての型に対応でき、受け取る値により型も変わります。これは、代入時に型が決められるのみで、正式な型ではないかもしれません。
 
===== ;ユーザ定義型変数 =====
:ユーザ定義型変数とは、使用者が定義する変数の型で、データを構造化するのに用います。