「香港の歴史」の版間の差分

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== 戦後の香港 ==
 
戦後、[[w:国際連合|国際連合]]の[[w:安全保障理事会|安全保障理事会]][[w:常任理事国|常任理事国]]となった国民党政府は英国に香港返還を求めたが、間もなく[[w:国共内戦|国共内戦]]が始まったため不調に終わり、内戦や共産主義を避けた多数の中国人が本土から香港に逃れ、廉価な労働力を提供するとともに、[[w:上海|上海]]から技術と資本をもた外国企業がも香港に本拠を移し、このことが香港の経済発展に少なからぬ寄与をした。
[[w:1949年|1949年]]には[[w:中国共産党|中国共産党]]政府が成立し、共産主義を嫌う多数の中国人が本土から香港に逃れ、廉価な労働力を提供するとともに、[[w:上海|上海]]から技術と資本をもった外国企業がも香港に本拠を移し、このことが香港の経済発展に少なからぬ寄与をした。
[[w:中華人民共和国|中華人民共和国]]は香港の主権回復を求めず、むしろ英国との国交回復を求めた。
英国の[[クレメント・アトリー]]政権は早くも[[w:1950年|1950年]]に中華人民共和国を国家承認した。これは西側諸国としては最も早い新中国承認であった。
間もなく[[w:朝鮮戦争|朝鮮戦争]]に中国が介入して、世界から孤立すると、香港が新中国にとって西側世界との唯一の窓口となった。