「高等学校化学I/物質と原子」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
水素の同位体の表
→‎同位体: * 範囲外: 「軽水」(けいすい)とは? 原子力工業などでいう「軽水」(けいすい)とは、重水素を含まない普通の水の事である。原子力工業の分野では、重水素を含んでいて
280 行
なお、「同位体」という名前が「同素体」と似ているが、異なる概念なので、混同しないように読者は注意のこと。
 
<math>_{1}^{2} \mathrm{H}</math> のことを重水素(じゅうすいそ)といい、のことをう。また <math>_{1}^{3} \mathrm{H}</math> のことを三重水素という。
 
同位体どうしは質量が異なるが、化学反応などの化学的性質はほぼ同じである。なぜなら、原子核に含まれる陽子の数が同じだからである。
286 行
炭素Cの代表的な同位体には、<sup>12</sup>C と<sup>13</sup>C がある。
 
{{-}}
* 範囲外: 「軽水」(けいすい)とは?
原子力工業などでいう「軽水」(けいすい)とは、重水素を含まない普通の水の事である。(※ 参考文献: 電気学会『電気学会大学講座 発電工学 〔改訂版〕』、2015年改訂版) 原子力工業の分野では、重水素を含んでいて普通でない水のことを「重水」(じゅうすい)と呼んでいる。原子力工業の用語では、「重水」に対して、普通の水素の化合によって出来た水のことを「軽水」と呼んで、原子力工業では区別している。
 
しかし、高校生にとっては、「軽水」は一般の化学用語ではないので、覚える必要は無い。
 
また、けっして、普通の水素とは別に、「軽水素」(×)なんて元素は存在しない。
 
===== 放射性同位体 =====