「高校化学 14族元素」の版間の差分

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ケイ素は金属光沢をもつが、しかし金属ではない。 光や紫外線、赤外線などは電磁波であるが、ケイ素は電磁波の反射率が可視光のあたりだけ、反射率が高いため、人間の目で見た場合に
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'''ケイ素'''(Si)は金属光沢をもつ銀灰色の固体である。ケイ素は金属光沢をもつが、しかし金属ではない。
'''ケイ素'''(Si)は金属光沢をもつ銀灰色の固体である。天然には単体として存在せず、酸化物を還元することにより製造される。単体は共有結合の結晶であり、ダイヤモンドと同様の構造でケイ素原子が結合する。そのためダイヤモンド同様融点・沸点は高く、固い結晶を作る。導体と不導体の中間程度の電気抵抗を持つ半導体で、太陽電池やコンピュータ部品に用いられる。
 
光や紫外線、赤外線などは電磁波であるが、ケイ素は電磁波の反射率が可視光(波長:780nm〜380nm)のあたりだけ、反射率が高いため、人間の目で見た場合に、ケイ素は金属光沢がるように見える。(※ 東京書籍の教科書で、コラムで紹介されている。)
 
'''ケイ素'''(Si)金属光沢をもつ銀灰色の固体である。天然には単体として存在せず、酸化物を還元することにより製造される。単体は共有結合の結晶であり、ダイヤモンドと同様の構造でケイ素原子が結合する。そのためダイヤモンド同様融点・沸点は高く、固い結晶を作る。導体と不導体の中間程度の電気抵抗を持つ半導体で、太陽電池やコンピュータ部品に用いられる。
 
[[File:Silicon-unit-cell-3D-balls.png|80px]]