「高等学校化学I/化学結合」の版間の差分

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:※ 日本では慣例的に電子親和「力」というが、じつは物理学の力学でいう「力」(ちから)ではなく、上述のようにエネルギーである。
→‎電子親和力: 電子親和力の大きさは、その元素の陰イオンの安定さを表す・・・、と考えられている
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たとえば塩素Clが電子1を受け取って塩化物イオン Cl<sup>ー</sup> になるとき、エネルギーを放出する。
 
一般に、電子親和力の大きい元素ほど、陰イオンになりやすい。(※ 実教出版、啓林館、東京書籍の教科書などで紹介されている。)  このため、電子親和力の大きさは、その元素の陰イオンの安定さを表す・・・、と考えられている(※ 東京書籍の見解)。
 
F、Cl、Br などのハロゲン原子は電子親和力が非常に大きく、1価の陰イオンになりやすい。
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:※ 日本では慣例的に電子親和「力」というが、じつは物理学の力学でいう「力」(ちから)ではなく、上述のようにエネルギーである。
 
(発展:) なお、電子親和力の測定方法は、直接の測定が困難なので、おもに光を放つ現象や、あるいは元素に光を照射して元素に吸収させる方法が、原子親和力の測定利用されている。つまり、おもに光の発生や吸収を利用して、電子親和力を測定することが多い。(※ 啓林館の化学基礎の教科書で紹介されている。)
 
=== イオン結合 ===