「学習方法/大学受験5教科全般」の版間の差分

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また、理系の場合、たとえば、ある国立大の理学部の物理学科の志望の場合、大学によっては「センター試験では物理受験が必須。加えて、もう生物・化学・地学のうち1つ」のように、学科に関係の深い科目がセンター受験必須になっている国立大も、よくあります。
→‎センター試験対策: 『倫理・政治経済』について
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受験産業の低学年からのセンター対策を利用するなら、せいぜい、入試傾向を確認する程度に留めておきましょう。
 
 
なお、センター試験科目に『倫理・政治経済』という科目がありますが、これは、『政治経済』および『倫理』が、国立大のセンター受験科目としては認められてない場合が多いことと関係します。単位数の関係から2単位科目の『政治経済』や『倫理』が受験科目として認められてない場合も多く、かわりに『倫理・政治経済』という(4単位相当の)科目が、国立志望で公民教科を使う場合のセンター受験科目になっている場合もあります。
 
国立志望でセンター試験にて公民を使いたい場合、『政治経済』『倫理』ではなく『倫理・政治経済』科目を受験する必要のある国立大学が多いので、気をつけてください。
 
文系学部の志望だけでなく、理系の学部志望でも文系同様に、公民を使いたい場合には『倫理・政治経済』しか使えない大学も多いので、気をつけてください。
 
また、『現代社会』がセンター受験科目として認められてない国立大も多くあります。
 
そもそも、『現代社会』科目の内容が、現状では『政治経済』と『倫理』を合わせて半分にしたような内容なので、受験勉強では『政治経済』と『倫理』の両方を勉強しておけば、特に問題ありません。
 
 
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* 文科系志望の地歴公民について
文科系志望の場合、あまり学部独自のセンター試験の受験科目は指定してない場合も多く、たとえば経済学部志望であっても、『地理』や『世界史』などで受験できる場合もあります。
 
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* まとめ
以上を踏まえたうえで最も重要なことは、けっして受験校が絞られる前から早々に科目を絞らないことです。受験校の最終決定はセンター試験後にしかできませんが、このとき使える科目が少なかったために不本意な出願をせざるを得なくなることが少なくありません。特に高校1・2年次に科目を絞るなどは論外ですので、塾などのそのような指導を鵜呑みにしないように気をつける必要があります。