「量子力学/量子力学の発展」の版間の差分

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===前期量子論の意義===
[[Image:Light-wave.pngsvg|thumb|right|250px|図1. 電磁波は波動である]]
先に述べた通り、古典的な電磁気理論はマクスウェルによって完成されました。古典電磁気学の基本方程式は[[w:マクスウェルの方程式|マクスウェル方程式]]と呼ばれる一組の方程式であり、この方程式から、電磁場の源となる電荷や電流が存在しない空間において、マクスウェル方程式は[[w:電場|電場]]と[[w:磁場|磁場]]に関する[[w:波動方程式|波動方程式]]となり、電磁場の変形が[[w:縦波と横波|横波]]として伝播していくことが導かれます。この空間を伝わる電磁場の振動は[[w:電磁波|電磁波]]と呼ばれます。ハインリヒ・ヘルツによる電磁波の発見は[[w:無線通信|無線通信]]への道を拓き、[[w:グリエルモ・マルコーニ|グリエルモ・マルコーニ]]らによって無線通信技術が確立されて行きました。