「高等学校生物/生物II/生物の進化」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
M すじにくシチュー がページ「高等学校生物/生物II‐生物の進化」を「高等学校生物/生物II/生物の進化」に移動しました: サブページ化。
71 行
三葉虫(さんようちゅう)は古生代の生物であり、アンモナイトは中生代の生物である。三葉虫は古生代末に絶滅してしまう。よって、三葉虫の化石がある地層から出土すれば、その地層が形成された年代は古生代であることが分かる。このような、時代を知れる化石を'''示準化石'''という。三葉虫の化石は、示準化石である。いっぽう、サンゴは暖かくて浅い海に生息するので、サンゴの化石があれば、その化石ができた時代に、その場所は暖かくて浅い海底だったことが分かる。このサンゴの化石のように、場所の特徴を知れる化石を'''示相化石'''(しそう かせき)という。
* 全球凍結
先カンブリア時代の後半である約7億年前、地球が寒冷化して、地球の大半が氷河で覆われた。これを'''全球凍結'''(ぜんきゅう とうけつ、Snowball Earth '''スノーボール・アース''')という。全球凍結によって、多くの生物が絶滅した。一部の生物は絶滅をまぬがれて、生き残った。