「高等学校日本史B/高度経済成長の日本」の版間の差分

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「春闘」、革新首長
エネルギー革命
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1960年代、日本では貿易の自由化を求める声が高まり、それまでの輸入は政府の許可制だったが、1963年にGATT11条国(ガットじゅういちじょうこく、意味: 国際収支の悪化を理由には輸入数量の制限ができない国)になり1964年にIMF8条国(意味: 国際収支を理由には為替制限ができない)になった。(なお1964年は、東京オリンピック開催の年でもある)
 
このようにして、日本はIMFーGATT体制に入り、また、日本では貿易がしだいに自由化されていった
 
== 未分類 ==
=== 農村と都市 ===
戦時中に制定された食糧管理制度による所得保障による農家保護が、戦後もつづき、さらに米価も値上げしたので、農家は裕福になっていった。なので、戦前のような貧しい農業の問題は、ほぼ解決した。(なお、政府は1961年に農業基本法を制定した。)
 
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:※ 四大公害裁判、公害対策基本法、環境庁については、中学で習ったとおり。
 
=== 地方自治 ===
地方自治では、大都市では革新系政党(社会党など)の首長(革新首長)が増えていった。いっぽう、農村では、保守系政党(自民党)が支持されることが多かった。
1960年代にはフォークソングやロック音楽が日本でも流行しはじめた。(※ 範囲外: 当時は「ロックは不良の音楽」とか言われてたらしい。)(ビートルズ来日は1966年の出来事であり、60年代の出来事である。)
 
 
東京都では社会党や共産党が推薦する美濃部亮吉(みのべ りょうきり)が1967年に都知事に就任した。
 
1970年代には、京都や大坂でも革新系の首長が誕生した。
 
なお、革新系の首長をもつ自治体のことを、革新自治体という。(たとえば、1967年以降の東京はしばらく革新自治体である。)
 
* エネルギー革命
この頃までに、エネルギー源が石炭から石油にほぼ変わっていった('''エネルギー革命''')。
 
* 流通革命
 
 
* その他
高校への進学熱も高まり、
 
また、大学では、「学園紛争」と呼ばれる、デモ行為が起き始めた。
 
 
 
このような高度経済成長によって、多くの人々は自分たちが経済的に豊かになったと感じ、もはや自分は貧乏人ではないと考えて、'''中流'''意識をもつようになった。