「中学校社会 地理/アフリカ州」の版間の差分
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== 気候など ==
[[ファイル:Africa satellite plane.jpg|thumb|200px|left|アフリカの衛星画像]]
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沿岸部を
アフリカ北部には、'''サハラ砂漠'''がある。
アフリカの中部を赤道が通っている。そのため、アフリカの赤道に近い地域は、標高が高いエチオピアなどの地域を
アフリカ中部の'''ギニア'''湾岸や'''コンゴ盆地'''のあたりの地域は、雨が多く、そのため熱帯林が多い。この熱帯林の地域の農業では、いも類やバナナなどを栽培している。
赤道から離れるにしたがって、気候が乾燥していき、風景が、しだいに熱帯林から草原に
[[File:Savanna towards the south-east from the south-west of Taita Hills Game Lodge within the Taita Hills Wildlife Sanctuary in Kenya.jpg|thumb|サバンナ(ケニア)]]
[[File:Tanzanian Animals.jpg|thumb|left|しまうま (タンザニア)]]
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そして、さらに赤道から離れると、草原から砂漠へと変わっていく。
ただし、アフリカ北西部のモロッコなどの地中海沿岸では、やや雨が多い。なので、小麦や ぶどう やオリーブなど
アフリカ北部にある砂漠で、世界最大のサハラ砂漠がある。
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[[ファイル:Nile watershed topo.png|left|thumb|ナイル川の流域図]]
アフリカ北西部に'''ナイル川'''があり、川の周辺では農業が行われ、'''なつめやし''' などが栽培されている。
なお、ナイル川は、上流の水源地が降水量の多い場所にあるので、エジプトの乾燥地帯を流れていても、ナイル川は1年中、かれることがない。なお、このように、上流の水源が降水量の多い場所にあ
いっぽう、 サハラ砂漠より南の地域では、伝統的な宗教と、キリスト教が多い。言語は、中央アフリカや南アフリカでは旧宗主国の公用語である英語やフランス語などが使われている国が多い。アフリカには多くの民族や部族があり、それぞれ言葉も
== ヨーロッパ州の侵略による植民地支配と、独立 ==
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[[File:Belgian Soldier Memorial.jpg|thumb|250px|right|国際連合ルワンダ支援団のベルギー人職員が殺害された事件の記念施設の外観、銃弾の跡が数多く残されている。]]
しかし、第二次大戦後、世界的な独立運動の高まりや民主主義、民族主義の高まりにより、1950年代ごろから、
ヨーロッパ各国の植民地の境界線は、ヨーロッパ諸国の
このため、一つの国内に多くの民族が居るので、民族
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== ギニア湾岸 ==
[[File:Limites du golfe de Guinée-fr.svg|thumb|図のAのあたりの海域がギニア湾。]]
'''ガーナ'''はアフリカ中西部のギニア湾の沿岸部にあり、高温多雨の地域であり農業がさかんで、'''カカオ豆'''の生産地として世界でも有数である。カカオ豆はチョコレートの原料
コートジボワールとガーナは、世界でも上位のカカオ豆の生産地である。
コートジボワールに
なお、生産量の世界
== 産業 ==
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ほかの国では、'''ケニア'''で'''茶'''の'''プランテーション'''が多い。なおケニアは、第二次大戦前はイギリスの植民地だった。イギリスで茶(紅茶)がよく売れるので、ケニアで茶が大量生産されたのである。
第二次大戦後の独立後は、欧米の所有だった農場は国有化されたが、現在でも、それらの農産物が、ドルなどの外貨(「がいか」、意味:外国のお金のこと。)を
国にもよるが、アフリカの多くの国で、工業が発達しておらず、貧しい国が多い。アフリカでは、人口増加がいちじるしい。
アフリカの農産物が輸出用に
:※ だが例外的に、南アフリカ共和国では機械工業や鉄鋼業が発達している。
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アフリカは、金やダイヤモンドや銅などの鉱産資源が豊富である。植民地時代から、これら地下資源の採掘が行われ輸出されてきた。
また20世紀には、石油がナイジェリアやアルジェリアなどで採掘されている。アルジェリアやリビアなど、アフリカ大陸の北部に、石油が多い
さらに近年は、コバルトやクロムなどの'''希少金属'''(きしょうきんぞく、'''レアメタル''')が採掘されている。パソコンや携帯電話などの電子機器にもレアメタルは使われている。アフリカ南部に、これら金属の産出地が多い。
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== モノカルチャー経済 ==
アフリカの産業は、農業や鉱産資源など、あまり高度な技術を必要としない産業に
とくに農産物は多くの国で生産できるので、国際競争も激しい。しかも輸出用の作物の多くは、商品作物なので、アフリカ内では消費しづらいので、たとえ売り値が安くても輸出せざるを得ない。このため、商品作物は価格が不安定なのが一般であり、国際市場の影響を受けやすい。
このような、輸出に偏った産業の構造のため、アフリカの労働は賃金が低く、それがアフリカの経済が発展しづらい理由の一つだろう、と考えられている。
このような、特定の産業に
== 南アフリカ共和国のアパルトヘイトと廃止 ==
南アフリカ共和国の政治では、少数の白人が、黒人を支配する政治が第
アパルトヘイト政策のため、黒人には長い間、選挙権が無かった。住むところも人種によって決められた。人種の
このような差別的な政策に対し黒人による差別への反対運動が続いた。国際社会の批判もあり、1991年にアパルトヘイト政策が廃止された。
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アフリカの国でも、都市化が進んでいる。首都などは工業化している国も多い。携帯電話なども都市では普及している。
その
満足な仕事につけず、賃金が安く、そのため住居も買えないので、貧しい人々が勝手に路上に住んだり、'''スラム'''という公共用地などに勝手につくった住居に住んだりしている。
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[[File:Red Sea topographic map-en.jpg|thumb|right|upright|紅海の地図]]
[[File:USS Bainbridge (CGN-25) underway in the Suez Canal on 27 February 1992.jpg|thumb|left|スエズ運河を航行するアメリカの原子力巡洋艦ベインブリッジ (原子力ミサイル巡洋艦)]]
<span style="font-size: large;">スエズ運河</span>(スエズうんが、英: Suez Canal)は'''エジプト'''にある人口の運河で、アフリカ大陸と、ユーラシア大陸のアジア州のアラビア半島の付け根の、スエズ地峡(スエズちきょう)に位置し、地中海(ちちゅうかい)と紅海(こうかい)を
船舶の通行のため、スエズ運河は建設された。
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== その他 ==
=== エチオピア ===
'''エチオピア'''は、赤道の
エチオピアは、第二次世界大戦前からヨーロッパの植民地にされていない。エチオピアは、第二次世界大戦前からの'''独立国'''である。(※ 標高が高いことと、関連づけて、覚える。)
'''エチオピア'''の農業では、'''コーヒー'''の生産がさかんである。(※ 標高が高いことと、関連づけて、覚える。)
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農業では、茶のプランテーションがさかん。
第二次大戦前の植民地時代、''
ケニアの公用語は、英語と'''スワヒリ語'''。スワヒリ語は、ケニアだけでなく、タンザニアなど周辺のいくつかの国でも共通語として使用されている。
ケニアの首都は'''ナイロビ'''である。
ナイロビは発展しているが、周辺にスラムが出来ている。
'''ケニア山'''という、アフリカのなかでも、けっこう高い山がある。このケニア山が、国名の由来である。
なお、「マサイの戦士」などとして有名なマサイ族が住んでいるのは、ケニアとタンザニアの周辺である。
=== エジプト ===
エジプトはアフリカ州にある。エジプトの首都は'''カイロ'''である。
ナイル川が流れている。ナイル川は、世界で最長の川である。
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=== 南アフリカ共和国 ===
アフリカ最南端
黒人差別の'''アパルトヘイト'''を実施していた。
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アフリカ北西部の端(はし)にある山脈は、'''アトラス山脈'''。'''モロッコ'''に、アトラス山脈がある。
モロッコの北端から、海を
このモロッコ北部とヨーロッパとのあいだの海峡(かいきょう)を、'''ジブラルタル海峡'''という。
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エジプトの東側の、アフリカと西アジアとのあいだの海は、紅海(こうかい)という。
アフリカ大陸の南部と海を
コンゴに、'''コンゴ盆地'''がある。
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