「将棋」の版間の差分

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[[:w:将棋|将棋]]は2人で遊ぶ日本固有の、[[チェス]]ににた[[:w:ボードゲーム|ボードゲーム]]である。9×9の盤と40枚の駒を使い、交互に駒を動かし、相手の[[:w:玉将|玉]]を詰ますと勝ちとなる。取った駒は[[:w:持ち駒|持ち駒]]となり、好きなマスに打つことができるということが将棋の大きな特徴である。
 
将棋は、古代インドで生まれた[[:w:チャトランガ|チャトランガ]]というゲームが中国経由で伝わったと考えられている。初期のころは取った駒を使うことができず、よりおもしろいゲームとするために、[[:w:中将棋|中将棋]][[:w:大将棋|大将棋]]などがつくられた。初期のころの駒が[[:w:正倉院|正倉院]]にのこされている。また、同じチャトランガから発展したゲームとして西洋のチェス、中国の[[:w:シャンチー|ャンチ]]などがある。
 
== 入門書 ==
|1手目▲7六歩まで}}
 
▲7六歩は角が敵陣に直射する<ref>{{sfn|羽生 |2009|p. =84。</ref>}}
 
# [[/▲7六歩/△3四歩|△3四歩]]と後手も角道を開ける手と、
|1手目▲2六歩まで}}
 
▲2六歩は飛車を活用し、後手の角頭を狙っている<ref>{{sfn|羽生 |2009|p. =86。</ref>}}
 
# [[/▲2六歩/△8四歩|△8四歩]]と後手も飛車先の歩を突く手と、
[[/▲7六歩/△3四歩/▲6六歩|△3四歩▲7六歩]]、あるいは[[/▲7六歩/△8四歩/▲6六歩|△8四歩▲7六歩]]で定跡手順に合流する。
 
△3四歩▲6八飛と[[:w:四間飛車|四間飛車]]に構えた場合、△8四歩と突かれなければ▲7六歩の一手を▲4八玉や▲1六歩などほかの手に回せるため、後手の△8四歩を催促している意味がある<ref>{{sfn|鈴木 |2010|p. 21(=21|ps=([[:w:藤井猛|藤井猛]]の見解)。</ref>}}
 
△3四歩▲6八飛△3二飛と[[:w:相振り飛車|相振り飛車]]になった場合、▲6五歩と突き出すことができる(角道が通っていると角交換から△4五角がある)。
次に▲3五歩と突かれると後手は角道を開けられなくなるため、△3四歩と突くが、▲3八飛と寄って▲3五歩△同歩▲同飛の歩交換を狙う。
 
[[:w:渡辺明 (棋士)|渡辺明]]は、先手の得を生かす作戦かといわれると疑問は残るが「かなり有力な手」としている<ref>{{sfn|鈴木 |2010|pp. =27-28。</ref>}}
 
実戦例は林葉-長沢 1985、先崎-谷川 1989、渡辺-丸山 2006など多数。
角頭を守って手堅いようだが、[[/▲7六歩#△3二金|2手目△3二金]]と同様、相手に振り飛車にされると玉を囲いづらく作戦の幅が狭くなる。一方で、[[:w:左美濃|銀冠]]などに進展すれば悪くはならないともいわれる。
 
[[:w:藤井猛|藤井猛]]は、[[:w:村山慈明|村山慈明]]に[[:w:ponanza|ponanza]]の初手▲7八金対策を相談された際に「初手▲7八金なんて全然とがめられないよ」と述べたという<ref>{{sfn|村山 |2015|p. =150。</ref>}}
 
後手が振り飛車にした実戦例は千田-糸谷 2016など。
|1手目▲6八銀まで}}
 
△3四歩と突かれると角道が開けられなくなるが、鳥刺し(引き角+斜め棒銀)を狙う[[/嬉野流/]]の出だし。嬉野宏明が考案し、[[:w:天野貴元|天野貴元]]が晩年研究した<ref>{{sfn|天野 |2015|p. =iii。</ref>}}
 
{{-}}
|1手目▲7八銀まで}}
 
△3四歩と突かれると角道が開けられなくなるため、[[#▲8六歩|▲8六歩]]と並んで初手の最悪手に挙げられることもある<ref name="tanigawa_1988_p_19">{{sfn|谷川 |1988|p. =19。</ref>}}
 
しかし、△3四歩に▲6八飛と回って、△8四歩▲6六歩△8五歩▲7六歩とし、△8六歩▲同歩△同飛に▲7七角△8二飛▲8六歩とすれば、以下▲6七銀〜▲8八飛で8筋逆襲を狙って一局の将棋となる<ref name{{sfn|谷川|1988|p="tanigawa_1988_p_19"/><ref>19}}{{sfn|青島 |1996|p=ページ数不明|ps=([[:w:佐藤康光|佐藤康光]]の見解)。</ref>}}
 
[[:w:棋戦 (将棋)|公式戦]]での実戦例は小泉-永瀬 2012のみ。
|1手目▲8六歩?まで}}
 
初手の最悪手とされる<ref>{{sfn|谷川 |1988|p. =18。</ref>}}
 
弱点である角頭の歩を相手の飛車先に差し出す手で、△8四歩▲7八金△8五歩▲同歩△同飛▲8七歩と一方的に飛車先を切られることとなる。
 
== 参考文献 ==
* {{cite journal ja-jp|author=[[:w:青島たつひこ|青島たつひこ]](鈴木宏彦)|year=1996|title=[[:w:佐藤康光|佐藤康光]]&[[:w:森内俊之|森内俊之]]のなんでもアタック」、『|journal=[[:w:将棋マガジン|将棋マガジン]]|issue=1996年6月号|pages=ページ数不明|publisher=[[:w:日本将棋連盟|日本将棋連盟]]|ref={{sfnref|青島|1996}}}}([https://shogipenclublog.com/blog/2010/10/15/%E5%88%9D%E6%89%8B%E2%96%B2%EF%BC%97%E5%85%AB%E9%8A%80%E3%81%AF%E6%82%AA%E6%89%8B%E3%81%8B/]より孫引き)
* {{cite book ja-jp|author=[[:w:天野貴元|天野貴元]]|year=2015|title=奇襲研究所 〜嬉野流編〜|publisher=[[:w:マイナビ出版|マイナビ]]、2015年。ISBN |isbn=978-4-8399-5569-4|ref={{sfnref|天野|2015}}}}
* {{cite journal ja-jp|author=[[:w:門倉啓太|門倉啓太]]|year=2013|title=初手の革命 "7八飛" 戦法」、『|journal=[[:w:将棋世界|将棋世界]]|issue=2013年10月|pages=別冊付録|publisher=日本将棋連盟|ref={{sfnref|門倉|2013}}}}
* {{cite book ja-jp|author=鈴木宏彦|year=2010|title=イメージと読みの将棋観』第|volume=2巻、|publisher=日本将棋連盟、2010年。ISBN |isbn=978-4-8399-3434-7(7|ref={{sfnref|2010|鈴木}}}}(一部初出・『将棋世界』2006年8月号-2008年11月号、2010年1月号-6月号)
* {{cite book ja-jp|author=[[:w:谷川浩司|谷川浩司]]|year=1988|title=NHK将棋講座 大局観が勝負を決める|publisher=日本放送出版協会、1988年。ISBN |isbn=4-14-018014-5|ref={{sfnref|谷川|1988}}}}
* {{cite book ja-jp|author=[[:w:羽生善治|羽生善治]]監修)|year=2009|title=羽生善治の みるみる強くなる 将棋 序盤の指し方 入門|publisher=[[:w:池田書店|池田書店]]、2009年。ISBN |isbn=978-4-262-10145-3|ref={{sfnref|羽生|2009}}}}
* {{cite book ja-jp|author=[[:w:藤井猛|藤井猛]]|title=藤井猛の攻めの基本戦略|year=2014|publisher=日本放送出版協会、2014年。ISBN |isbn=978-4-14-016220-0|ref={{sfnref|藤井|2014}}}}
* {{cite book ja-jp|author=森内俊之、[[:w:渡辺明 (棋士)|渡辺明]]、谷川浩司、佐藤康光、[[:w:久保利明|久保利明]]、[[:w:広瀬章人|広瀬章人]]|year=2014|title=トップ棋士頭脳勝負 イメージと読みの将棋観』第|volume=3巻、|publisher=日本将棋連盟、2014年。ISBN |isbn=978-4-8399-5017-0(0|ref={{sfnref|森内ら|2014}}}}(一部初出・鈴木宏彦「イメージと読みの将棋観」、『将棋世界』2010年11月号-2012年6月号)
* {{cite journal ja-jp|author=[[:w:村山慈明|村山慈明]]|year=2015|title=棋士たちの電王戦FINAL [第4局] [[:w:ponanza|ponanza]] × 村山慈明七段 研究手順披露できず」、『|publisher=将棋世界|issue=2015年6月号、pp. |pages=150-ページ範囲不明|publisher=日本将棋連盟|ref={{sfnref|村山|2015}}}}
 
== 外部リンク ==
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