「GNOMEフレームワーク」の版間の差分

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GtkWidget型について解説。
「簡単な例として、ウィンドウ内の任意の位置に、文字を表示してみましょう。」的なコード例を追加。
158 行
とありますが、前半の「GtkWidget」 とはGTKの提供している型(かた)であり、ウィジェットを扱うための型です。
 
 
=== コード例 1 ===
簡単な例として、ウィンドウ内のタイトルバー下の任意の位置に、文字を表示してみましょう。
 
<syntaxhighlight lang="c">
#include <gtk/gtk.h>
int main (int argc, char **argv){
 
gtk_init(&argc, &argv); // GTKの初期化
GtkWidget *window, *fixed, *label; // ウィジェットを格納するための変数を宣言
 
/* ウィンドウ、GtkFixedなど各種ウィジェットを作成 */
window = gtk_window_new(GTK_WINDOW_TOPLEVEL);
fixed = gtk_fixed_new();
label = gtk_label_new("Hello, world!");
 
/* GtkFixedをウィンドウにパック */
gtk_container_add(GTK_CONTAINER(window), fixed);
 
/* GtkFixed内の(10,20)にラベルを配置 */
gtk_fixed_put(GTK_FIXED(fixed), label, 10,20);
 
/* 表示することを設定 */
gtk_widget_show_all(window);
 
/* メインループ */
gtk_main();
return 0;
}
</syntaxhighlight>
 
まず、座標を指定して文字表示できるようにするには、 gtk_fixed というウィジェットを作成し、さらにそれをウィンドウに追加する必要があります。
 
ウィンドウに何か別のウィジェットを追加する作業は、 gtk_container_add() 関数 で行えます。
 
作成した文字列の代入は、 label ウィジェットで可能です。
 
=== コード例 2 ===
<syntaxhighlight lang="c">
#include <gtk/gtk.h>