「ドイツ語/アルファベットと発音」の版間の差分

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*y は外来語にのみ使われる。ギリシア語・ラテン語からの外来語の場合は一般に ü と同様に発音する。
 
アクセントがあれば長音となる音が、アクセントがない場合に短音化することがある。その場合、母音字 a, e, i, o, u, ä, ö, ü (y) はそれぞれ {{IPA|/a/, /e/, /i/, /o/, /u/, /ɛ/, /œ/, /y/}} と発音される。
:'''i'''t'''a'''l'''i'''enisch {{IPA|/'''i'''t'''a'''l'''i'''ˈeːnɪʃ/}}
:Ch'''e'''mie {{IPA|/ç'''e'''ˈmiː/}}
:Anth'''o'''l'''o'''gie {{IPA|/ant'''o'''l'''o'''ˈgiː/}})
:Ps'''y'''ch'''o'''l'''o'''gie {{IPA|/ps'''y'''ç'''o'''l'''o'''ˈgiː/}})
 
またそのような音が語末開音節にある場合は半長母音化する。
:Terti'''a''' {{IPA|/ˈtɛɐʦi'''aˑ'''/}}
:Cicer'''o''' {{IPA|/ˈʦiʦel'''oˑ'''/}}
 
二重母音は ai, äi, ei, au, äu, eu.
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===子音===
二つ重ねた子音字 bb, dd, ff, ll, tt などは、直前の母音が短いことを表し、子音そのものは一つの子音字と同じである。
 
{{IPA|/p/, /t/, /k/}} は、摩擦音 {{IPA|/s/, /ʃ/}} などに後続するときを除いて有気音 {{IPA|/pʰ/, /tʰ/, /kʰ/}} になる。
 
==== b ====
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c は本来のドイツ語では、単独では用いない。
 
ラテン語からの外来語では a, o, u の前で /k/ となる。e, i の前では /tsʦ/ となリ、短縮語などでも /tsʦ/ となることがある。その他の外来語の場合はもとの言語の発音が反映される。語によってドイツ語風に転訛することもある。例: Cicero '''ツィ'''ツェロ、CeBIT '''ツェー'''ビット、City '''スィ'''ティ、Cembalo '''チェン'''バロ、Ceylon '''ツァイ'''ロン
 
ck は k と同じくカ行の子音 /k/ で、直前の母音が短いことを表す。
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:Rad {{IPA|/raːt/}}
:Pfand {{IPA|/pfant/}}
:Zweitausendeins {{IPA|/ˈʦvaɪˈtazəntˈʔaɪns/}}
 
語中の音節末で有声子音の前では、語により /d/ となる場合と、無声の /t/ になる場合がある。
:niedrig {{IPA|/ˈniːdrɪç/}}
:Ländler {{IPA|/ˈlɛntlɐ/}}
:Zweitausendeins
 
dt は t と同じくタ行の子音 /t/ で、直前の母音が短いことを表す。
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:Kenntnis
:Kind
 
ku は /kv/ と発音することがある。
:Biskuit {{IPA|/bɪsˈkviːt/}}
 
==== l ====
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:Erbse {{IPA|/ˈɛɐpsə/}}
:Ypsilon {{IPA|/ˈʏpsilɔn/}}
:Psychologie {{IPA|/psyçoloˈgiː/}})
 
sch は {{IPA|/ʃ/}} と発音する。
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:Deutsch
:Tschüss
 
th はギリシア起源の語で /t/ と発音する。
 
ラテン語からの外来語では母音の前の ti を {{IPA|/ʦi/}} と発音する。