「量子力学」の版間の差分

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そもそも、ドーパント濃度の極端に高いダイオードのことである。このトンネルダイオードでは、電圧を大きくするほど逆に電流が減少するという「負性抵抗」という現象があらわれる。 江崎は、このような実験事実を解釈するため、トンネル効果を提唱した。
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江崎は、このような実験事実を解釈するため、トンネル効果を提唱した。
 
なお工業などへの実用例として、トンネル効果を発見した物理学者の江崎玲於奈が開発した「トンネルダイオード」は、高周波の発振・増幅などに活用される。
 
 
読者などは「はたして本当に、ジョセフソン効果と、江崎『トンネルダイオードの負性抵抗が、同じ法則・原理にもとづく現象か?」という疑問を感じるかもしれないが、しかし、現状の物理学では、これら2つの現象はともに同じ トンネル効果 という法則にもとづく現象である、という学説が定説になっている。
 
 
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ダイオードのまんなかの部分(たとえばnpnトランジスタの真ん中のp部分)の厚さは、両隣りの部分と比べると厚さがうすいので、てっきり「絶縁体をトンネルしている」と誤解しがちだが、けっして絶縁体ではない。
 
なお、トンネル効果を発見した物理学者の江崎玲於奈が開発した「トンネルダイオード」は、高周波の発振・増幅などに活用される。