「高等学校生物/生物I/環境と動物の反応」の版間の差分

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免疫寛容について追記。胸腺など。
動物実験で、ニワトリの胸腺を摘出したり、あるいは遺伝的に胸腺の無いヌードマウスなど、胸腺の無い個体の場合、皮膚移植で他の個体の皮膚がくっつく。
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===== ABO式血液型 =====
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==== その他 ====
ヒトの汗や鼻水や涙にはリゾチームという酵素があり、リゾチームは細菌の細胞壁を破壊する。<ref>『生物基礎』東京書籍、p.114</ref>
 
 
{{コラム|(※ 範囲外) 「T細胞」と「B細胞」の名前の由来|
 
:※ 啓発林館の生物基礎など。
 
「T細胞」のTの語源は胸腺(Thymus)である。
 
「B細胞」の語源は、ニワトリなど鳥類にあるファブリキウス嚢(Bursa of Fabricus)または骨髄(Bone Marrow)である。研究の当初、まずニワトリのファブリキウス嚢が、ニワトリでは抗体産生に必要なことがわかった。また、ファブリキウス嚢を失ったニワトリは、抗体産生をしないことも分かった
 
のちに、哺乳類では骨髄(Bone Marrow)でB細胞がつくられることが分かったが、偶然、Boneも頭文字がBであったので、名前を変える必要は無かったので、現代でもそのままB細胞と呼ばれている。
 
動物実験で、ニワトリの胸腺を摘出したり、あるいは遺伝的に胸腺の無いヌードマウスなど、胸腺の無い個体の場合、皮膚移植で他の個体の皮膚がくっつく。(第一学習社の「生物基礎」教科書で、遺伝的に胸腺の無いヌードマウスの皮膚移植を紹介。)
 
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=== 肝臓とその働き ===