「高等学校理科 生物基礎/細胞とエネルギー」の版間の差分

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→‎異化(いか)と同化(どうか): :※ 検定教科書ではATPの単元よりも前にあるが、しかし学問的にATPの理論と比べて異化・同化の理論は発展性が明らかに乏しく、そのためwikibooksでは紹介を後回しにした。また、東京書籍の生物基礎の教科書では、もはや異化・同化の用語が無く、単元自体が無い。
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=== 異化(いか)と同化(どうか) ===
[[File:異化と同化.svg|thumb|400px|同化と異化。]]
 
:※ 検定教科書ではATPの単元よりも前にあるが、しかし学問的にATPの理論と比べて異化・同化の理論は発展性が明らかに乏しく、そのためwikibooksでは紹介を後回しにした。また、東京書籍の生物基礎の教科書では、もはや異化・同化の用語が無く、単元自体が無い。かつて1990年代は、高校生物Iでよく教えていた用語であった。
 
代謝のうち、複雑な物質を分化してエネルギーを取り出すことを'''異化'''(いか、catabolism)という。呼吸は異化であり、有機物を分解して水と炭素にしている。
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同化によって合成物に吸収されたエネルギーを取り出して使うには、呼吸などの異化を行って分解する必要がある。
 
同化のうち、二酸化炭素などの炭素無機物から有機物を合成することを'''炭酸同化'''という。多くの植物は、光合成による炭酸同化によって有機物を合成している。
同化のうち、タンパク質などの窒素化合物を合成することを'''窒素同化'''(nitrogen assimilation)という。
 
=== 独立栄養生物と従属栄養生物 ===